子供を伸ばすために親ができること
子供を伸ばすにはどうしたらいいのか?ずっと前から興味がありました。
私の周りには優秀な方が多く、どのように育ってきたのか、どうやったらそうなるのか、すごく興味があったんです。聞いて思ったことは、皆、ある程度、親にやらされてきている、ということです。
一人だけいました。「親に勉強しろ!」と言われたことがない人。でも、その方のお兄さんは、医者でした。お兄さんが優秀で、弟も負けじと頑張ったのだと思います。
子供は勝手に勉強しません!!放っておいたら、しないんです。
それは、トップの学校に入っても同じです。皆、口々に、「自発的になんてやるわけないわよ〜!!!」(←同じ塾だった男子のママ達)子供に勉強させるのに、苦労しているというのです。
女子のほうが真面目なので、やりますが、テストがないとやりません。テストで悪い点をとりたくないから、やるのであって、やりたくてやっているわけではないのです。
子供の将来のために、心を鬼にし、目先のちょっとした楽しみより、将来受けるであろう恩恵に目を向け、子供を必死にコントロールしているのです。それが、「母親の狂気」と言われる所以だと思います。
その必死さには、皆さんブレがありません。これがダメなら次の手。あの手この手で子供をコントロールする方法を考え出し、実践しています。子供がやらないから仕方ない。もういいや!と諦めていないところが共通点です。
そして、トップ校に通うお子さんのママは、必ず秘策を持っています。自分の子供をコントロールするための秘策を!だから、結果が出ていると言っても過言ではありません。
家庭のルール、親子のルールがしっかりと機能しているのです。
その秘策は非常に興味がありますが、お母さん同士が集まっても、なかなか聞くことはできません。自分は教育ママだと、わざわざ自分から言う人もいないので、なかなか知ることができないのが現状です。しかし、子供同士はポロっと喋ってしまうのです。笑
子供を通して、それぞれの家庭のルールが見えてくるのです。
少し紹介すると、
・本を一冊読んだら、ゲーム15分。
本は、子供向けではなく、大人が読む本です。トップ校に通うお子さんは、かなり速く読めるとは思いますが、さすがに1時間では無理です。少なくとも2時間はかかるでしょう。それで、できるゲームはたったの15分です。
それでも、必死に読むのは、本が嫌いじゃないからであり、たったの15分でもゲームをやりたいからです。お母さんは、絶妙な加減を知っているのです。
・クラスで最高点なら、ボーナス
私立中学は、子供同士遊ぶ時にもお金がかかります。まず、住んでる場所が様々なので、集合場所まで交通費がかかります。朝から晩御飯時まで、お昼を跨いで一日中遊ぶことが多く、結構お金を使うのです。
あっという間にお小遣いは無くなります。ボーナスがあれば、お友達のお誘いを断らずに済むので、子供も必死です。
我が家も実は、ボーナスを出しています。みんな同じことを考えるのね!!と思いました。女の子は、多いかもしれないです。
まずは、子供をコントロールするための秘策を持つことです。
以下は、私が子供を伸ばすために実践して、良かったことを書いています。
年齢より常に上のものを準備しておく
おもちゃや本も、年齢より上のものを常に用意しておきます。
本は、すぐに読まなくても構いません。
結局、その年齢で読むことになっても構いません。
兎に角、先に先に準備します。
理由は、
子供が興味を持った時に、すぐに手渡せるようにするためです。
タイミングを逃さないようすること。
ブームが去らないうちにやらせること。
そして、全く見向きもせずに終わってしまったとしても、気にしない。仕向けようと頑張ってダメだったら、それは仕方ないです。
子供が2人いれば、どちらかは興味を示す可能性がありますし、3人いれば、必ず誰かが使います。(使うように仕向けましょう)
投資をケチってはいけません。
気が向いた時に、すぐそこにあるのとないのとでは違いますから、早目の準備!大事です!
子供が小さいうちに洗脳する
親が望む方向、将来なってほしい方向にすり込みます。
私は、幼児教育肯定派です。先取り学習も肯定派です。
その理由は、
小さいうちの方が、断然、子供をすり込み易いからです。
我が家の子供は3人とも、年中さんで一年生の勉強(2年先取り学習)を始めましたが、嫌々ワークをする子は一人もいませんでした。
寧ろ、「ワークやりたーい!」と言って、自分から勉強をしていました。幼稚園児は、なぜかワークが楽しいのです!それは、勉強だと思っていないからです。できたら褒められるから楽しい。ハナマルや、スタンプも楽しい。答えが合ってると、自分でハナマル書いて喜んでいます。
幼稚園児のうちにワークの習慣をつけてしまえば、小学校がものすごく楽です。
子供は本来、知らないことを知る喜びを知っている。
そして、親に褒められることがなによりも大好き。
ママが、計算ができるなんてカッコいいね!漢字が書けるなんてすごいね!そう言えば、子供は得意げにワークを始めます。
だから、幼稚園でワークを始める(先取りする)のは、おすすめなんです。
ただ一点問題が…。
先取りするには、それまでに文字が読めて、最低限の字が書けることが必須です。そこにハードルがあるのではないかと思います。
だから、テレビ字幕を出し、たくさん本の読み聞かせをし、それまでに自分で読み書きがスラスラできるようしておく。この下準備がなくては、成り立ちません。。。
そして、文字や数字の概念は遊びの中で教えることです。すごろくもいいですね。数の勉強に繋がります。サイコロを2つふって、足すとか、アレンジもできます。遊びながら文字や数字に触れ、勉強だと思わせないことが大事です。
↓子供がよく遊んでいたボードゲームです。サイコロを3つ使うすごろくです。出た数を足して、サイコロの数を掛けます。一周してもらえる卵のカードには数字が書いてあり、その合計を競います。算数の要素満載です。我が家は、さらに負荷をかけ、6が出ても、コマを6つ動かさず、今いる場所に6を足してジャンプでコマを進めていました。
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ボードゲームはおススメです。
親も変わろうと努力すること
子供を変えたければ、まず自分が変わることです。
自分の悪習慣を断ち切り、努力している姿を見せましょう。
子供に本を読んで欲しかったら、まず、自分が本を読むことです。
私の鞄には、常に本が一冊入っています。空き時間に読むためです。病院の待ち時間、電車の中。ほんのちょっとした隙間時間に読むことにしています。疲れている時は開きません。開いても、眠くなってしまい全然進まないことも多々あります。ただ持ち歩いているだけということも多く、緩いものです。
でも、ちゃんと意味はあるんです。
子供3人とも、出かける時には、必ず本を選んで持っていくのが習慣になりました。電車の中や病院の待ち時間は勿論、外食で料理が運ばれてくるまでの間など、ちょっとした時間も惜しむように、本を読みます。
親も完璧ではありません。
でも、どうしても子供にやらせたいことがあるなら、自分が見本になるか、子供に「私は(僕は)、お母さんみたいには、なりたくない!!」と強く思わせるほど、自分がダメなところを見せるか…。
どっちかしかない気がします。。。