先取りしたいけれど難しい!そんな時はどうするか?
最近、昔に書いた先取り学習がいい理由〜2年先取りという記事のアクセスが増えていて、とても嬉しいです。
先取りの記事と、お金をかけずに教育(最大限の効果を得る)は、
私がこのブログの中で一番伝えたいことで、
本の読み聞かせと先取りで中学受験を有利に進めることができるので、
おすすめしています。(中学受験しない場合でも高校受験で発揮します)
そしてそれは、
大学受験でも非常に大きな効果を発揮するだろうと、
現在の子供の成績から推測されます。
2年前倒しで先取りするのは大変だけどものすごく効果も大きいので、
小さいお子さんがいるお母さんには、是非是非、実践してもらえたら…と思って記事にしているのですが、、、
2年先取りには賛否両論あって、、、
そもそも子供が2年先なんてできない。
1年先だって怪しいと。。。
友達の中には真似してみたけど出来ず、1年先がやっとこさで、
それも難しくなって、最終的に今の学年で落ち着いた、など…。
低年齢ほど先取りの難しさがあるのも事実です。
子供の性格や性別などにも大きく左右され、個人差が非常に大きいところです。。。
そういった場合には、
無学年制教材をおすすめします。
実学年から始めても、できる時にできる範囲で先取りしていくことができます。
幼児期の先取りは、
まず、学習の先取り以前に読み書きは当然できるにしても、
2年先の教材となると、ある程度の知識や思考力、理解力が養われていないと
難しい部分も出てきます。
(目安としては、できない箇所が3割程度ならば大丈夫です)
本格的に開始するまでに、どれだけ手をかけ下地を作っておくのか、
そこから勝負が始まっていると言えるのです。
じっと座っていることができない子供は更に難しくなります。。。
(まずは生活面の指導が最優先)
我が家の2人の娘は、ことわざと四字熟語の本に食いつき、幼稚園の時にすでに覚えてしまいました。
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勿論、
先取りしていないと中学受験できないわけではありません。
どういった目的で私立に行かせるのか、
どこの学校を目指すのか、
それぞれのご家庭の方針と判断なので、
絶対にこうしなければダメ!というものではありませんし、
先取りせずとも同学年の学習をしっかりこなして、
正しく学習していけば大丈夫です。
しかし、、、
最上位校を目指すとなると、
やはり先取りは避けられないと思っています。
偏差値60を超える壁と、
偏差値70を超える壁は異なります。
最上位層はすでに低学年からの塾通いも多く、
思考力と理解力の高い子供達の集団で、
算数も大抵得意です。
上位層はテストで間違える問題がそもそも少ないので、
テストの見直しに時間がかからず、
予習、復習に充てられる時間も他の子より多く、
要領も良かったりする。
そこに食い込み同等に闘うためには、
実学年の思考力や理解力では足りなく、
それが結局、偏差値70の壁となってくるのだと思います。
その壁を突破するために、
私は5歳で7歳のことができるようにしておく、という方法をとりました。
一番簡単に家で取り組めるのは読書です。
実学年より上の本が読めて、尚且つ理解できるように訓練すること。
算数は、四則演算を速く正確にできるようにしておくことで、ミスが防げます。
算国、2教科の成績がいいと、かなり期待できるのです。
(この2教科がバランスよくできる生徒は減るためです)
でも、
幼少期や低学年で先取り出来なかったからダメだと悲観的になる必要はなく、
無学年制教材を使うことで、追い上げることも可能です。
★ 最終地点は中学受験ではなく、大学受験だということを忘れてはなりません!
無学年制教材についてはこちらをどうぞ。↓
今2年先のことができていなくても、
2年先の学習を見据えて今の学習をしっかりさせ、
学校のカリキュラムが止まる長期休暇などをうまく使い、
少しずつ先取りしていけば、十分同じような効果が望めます。
現在中2の娘はコロナ期間中に英語の先取りをして、恐ろしく伸びました。
(中学受験で英語の先取りは難しかったので、ゼロ状態から中学英語を始めています)
学年以上の勉強をすることで、実学年は簡単に感じます。
これこそが先取りの最大のメリットかもしれません。
結局、
勉強は教えてもらうものではなく、自分でするもので、
わからない時に聞ける環境さえあればできます。
今はネット環境が整っていれば、
自分で勉強する環境を家の中に作り出すことができ、
オンライン学習でありながら、
サポートも受けられるところまできています。
コロナで家での学びに注目が集まっている今は特に、
通信教育やタブレット教材は非常に人気で、期待されています。
無学年制教材については、こちらで詳しく紹介しています。