勉強は最初の入試までに…
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いつまで勉強できるか?
入試に向けた勉強はいつまでできると思いますか?
第一志望の前日まで?
いえいえ、できません。
集中して勉強できるのは、一番最初に受ける学校の前日までです。最初に受ける入試が、1/14ならば、13日までです。
入試が始まると、その後は、ふわふわふわふわしています。
ふわふわふわふわしながら、日にちだけが過ぎていきます。
受かっているのか?落ちているのか?
考えても仕方がないのに、結果が気になります。
手につきません。
受かっていたら受かっていたで、第一志望ではないのに安心してふわふわふわふわします。
落ちているとショックで少しやるかもしれませんが、それはそれで不安が押し寄せてきますので、集中するのが難しいです。
結果的には受かっていましたが、試験を受けて、あり得ないくらいの大きなミスをした!もうダメだ!と本人が思った学校が一校ありました。考えても仕方がないのに、結果が出るまで、ほとんど何も手につきませんでした。自分のしたミスを何回も悔やみ、一日中しょんぼり。もう涙目です。まだわからないよ!次の試験が控えているんだから、少しは勉強しなさい!と言いましたが、一日中ぼんやりとしていて、ずっと頭から離れないようでした。かろうじて計算問題をやり、ノートをチラチラ見る程度。
仕方ありません。小学生ですから…。
ここがダメだったから、こっち。そういう切り替えすら難しい。
気持ちを引きずるのです。
メンタルのコントロールはとても難しかったですね。
ですから、勉強は、最初の入試までにきちんとやっておきましょう!!
最初の入試が始まったら、4教科全体の確認、苦手なところの確認、暗記ものの確認。確認作業くらいしかできないと思っておいた方がいいです。
入試期間でも塾へ行く!
正直、今更、ガリガリやったところで…。
直前は、そういう期間ですよね。
でも、足掻くのは大事!どうしても入りたい学校があるなら、足掻くべき!!と私は思います。でも、実際にやるのはお母さんではなく、小学生。小学生に最後まで足掻くことを教えるのは、難しいでしょうね。
ではどうするか?
通塾されている方は、入試が始まっても塾に通い続けましょう。
入試が始まっても、出られる授業は全部出ます。行けば絶対に勉強しますから。そして、最後の授業が終わってしまっても、塾の自習室は使えるようになっているので、時間を決めて自習室で勉強しましょう。最後はサポート期間になりますので、わからないことも聞けますし、やることがなくなってしまって困っているなら、プリントだってもらえます。家で落ち着かない気持ちでダラダラ過ごしてしまうなら、塾の自習室に行って勉強した方が精神的にもいいです。
入試期間に入ると学校を休むことになりますので、運動不足になります。男の子は特に、外の空気を吸った方がいいと思います!
入試期間に親ができることは?
入試期間に親が出来ること。
それは、家の中の雰囲気作りと健康面しかできることはありません。
子供を追い込むと力を発揮するどころか潰れてしまうお子さんもいるので、お子さんの性格を踏まえた上で上手くコントロールしましょう。
我が家は、子供をリラックスさせるようにしました。
深刻な話しは一切せず、関係ない話をしたり、くだらないことを言って笑わせたり、旦那には一生見せないだろう、変な顔もいっぱいしました。子供を笑わせることが楽しかったですし、子供の笑い声を聞くのが幸せでした。我が家は、本当にこれから入試本番を迎えるのだろうか?というような雰囲気でした。それは、試験が始まってから終わるまでずっとそうでした。
私は、いつも通りに試験を受けてほしかったから…。
いつもの模試のように本番も受けてほしかったんです!
いつも通り、普通に受ければ受かるだろうと…。
それでも、やはり本番はいつもと違うのです。
本番前日は、どの学校もぐっすり眠れないようで、何度も子供は目を覚ましました。特に、桜蔭前日〜当日は何度も目を覚まし、よく寝れなかった…と言って起きてきましたし、翌日の豊島岡女子は、眠りが浅くて、起こす前からすでに起きていました。
どの学校も寝不足で頭も冴えないまま、試験を受けることになってしまいました。
親が何も言わなくても、子供もちゃんと状況を理解しています。体が勝手に緊張しているんですね。
そして、寝不足と緊張からミスを連発し、いつもでは考えられないくらいの間違えぶり。
これが小学生の受験なんですねー。
しみじみ思いました。
これは、私の意見ですが、リラックスさせようとしてもこんな感じだったので、最後のストレスはかけない方がいい気がします。
健康面は、バランスよく美味しいものを食べさせてあげましょう!食べてる間って人間幸せじゃないですか?
食事の間だけでもストレスを抜いてあげましょう!
夜型から朝型へ
一つだけ、我が家は反省点があります。
朝型への切り替えがうまくいかなかったことです。
できるだけ早いうちに夜型から朝型に切り替えた方がいいです!
子供は、元々夜型で、朝がとても弱かったんです。早いうちから朝型に切り替えておけば良かったと思うのですが、うまくいかず、初戦の一週間前になって、ようやくいつもより少し早く布団に入るという感じでした。もっと早く寝かせたかったのですが、布団に入ってもすぐに眠れないようでした。
結局、5校受験しましたが、全て寝不足。ぼんやりしたまま出かけることになりました。
どこでも眠れるお子さん、寝つきがいいお子さんは問題ないと思いますが、そうでない場合は、できるだけ早く朝型に切り替えた方がいいです。
入試は模試と違い、朝が早いです。集合時刻がそもそも早いですし、何かあっては困るので、こちらも余裕を持って学校へ向かいます。そして、都内は午後入試があるので、午前の入試は早めの設定になっています。
それを子供と親は連日やるわけです。
学校によっては、お弁当も必要です。
お母さんは、さらに早起きをすることになります。
1日目、2日目、3日目、合格をもらっていても、疲労は積み上がっていきます。落ちているともっとだと思います。
そして、全員寝不足に落ち入ります。
5校受験が終わって、我が家は全部合格を頂きましたが、やったー!!!というよりも、全員寝不足でぐったりしており、終わったね…(しみじみ)という感じでした。知らない人が見たら、落ちている人に見えたかもしれません。
それくらい親子でヘビーな数日になります。
外人さんのように、雄叫びをあげて喜びを表現できたらいいなと思うのですが、こんな時、自分は日本人だなーとつくづく感じます。少しは見習いたいです。
では、初めて叫んでみます。
恥ずかしいので、小さな声で…。
「フォー!」\\٩(^o^)و //