中学受験に向くお子さんとは?
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受験に向く子と向かない子
中学受験するにあたって、子供に適性があるような気がします。
◯真面目で従順な子
◯負けず嫌いな子
◯向上心のある子
◯学校の勉強では物足りない子
こういうお子さんは、現在の成績に関わらず、取り敢えず始めてみると成績が上がっていき、面白いことになる確率が高いです。
逆に向かないお子さんは…
◯中学受験に全く興味がない子
◯まだ遊びたい子
◯勉強が嫌いで仕方がない子
簡単に言ってしまうと、子供は興味がなく、親が受験させたいと思っている場合です。
しかし、例外があります。成績がいい子は、最初は興味がなくても、勉強を始めたら面白くなる可能性があると思います。塾は、勉強を楽しく教えてくれるところだからです。
我が子の中学受験を経験してみて、感じたことが色々あります。
中学受験は、やりたくない子供に無理矢理やらせるには、相当苦しい3年間が予想される、ということ。中学受験を題材にしたマンガ「二月の勝者」。まだ読んでいなければ、是非、読んでみて下さい。子供が「二月の勝者」を読んで
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質、量共に、学校とは掛け離れており、息つく暇なく学習は進みます。その進度と言ったら容赦ありません。
ちょっとでも立ち止まってはいられないのです。立ち止まったら、雪だるまのように積もってしまい、その後、ついて行くのが大変になります。毎回必死に授業に食らいついていく、というのが王道なのです。
それを3年間やり続ける。
それが中学受験です。
周りを見ていても、中学受験に前向きのお子さんは、お母さんも必死で協力し、一緒に受験を乗り越えていくのですが、向かない(興味ない)お子さんのお母さんは、非常に大きなストレスを抱えています。
子供が勉強しない。
まず、それが悩みです。
成績が上がらない。
当然です。やってないのですから…。
ゲームばかりしている。。。
これが3年間続くのです。お母さんにも相当強いストレスがかかります。親子で強いストレスを感じながら、3年間過ごすことになるのです…。
同じ3年間を過ごすなら、楽しく過ごしたいところです。
男の子ならロボットが嫌いな子はいないでしょうから、子ども向けプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】 などに通わせ、プログラミングを学ばせた方が有効な気がします。
早熟なお子さんは受験向き!
受験に強いのは間違いなく早熟なお子さんです。
目的意識のはっきりしている子や、行きたい学校があって、どうしても入りたい!と思っている子は強い!本当に入ってしまう子さえいます。
そして、御三家や準御三家のような学校で出題される国語の文章は、とても難しいので、幼いと主人公の心情が読めません。(男子の方が一般的に幼いので、国語は低い傾向にあります)
逆になりたいものがなく、行きたい学校もない。何のために勉強しているのかわからないお子さんは、ゴールがないので身も入らないですし、我慢しなければいけないことが多いので、辛い。。。
受験に強いもう一つのタイプのお子さんがいます。
それは、小さい頃から負けず嫌いで、競争が好きなお子さんです。
とにかく何でも勝ちたい!そういうお子さんは、テストをゲーム感覚でこなし、「勝つこと」に闘争心を燃やします。
負けず嫌いは、親が上手に誘導すると伸びます!
友達の誘いを断る勇気と意思の強さ
中学受験は、クラスのお友達が遊んでいる時に、遊びたい気持ちを抑え、机に向かわなくてはなりません。
小学生の受験は、「お友達と遊ぶ約束ができない」という事を意味しています。今日遊べる?というクラスの会話に参加できないのです。小学生の子供なら、誰しも少なからず寂しいことだと思います。
勿論、毎日塾はありませんから塾のない日には遊べますが、宿題も出ますし毎週テストもあります。遊んでしまって、予習復習はもちろん、宿題すらやらずに行くと、すぐに授業についていけなくなります。
我が子は、遊んでいても、常に勉強が頭の片隅に引っかかっている、と言います。遊んでいても、気になってしまうようです。
遊びたい!という気持ちが大きければ大きいほど、勉強に集中するのは難しくなります。
大人はお誘いを断ると、良くも悪くも次に誘ってもらえなくなりますが、小学生は違います。有り難いことに、何度も何度も遊びに誘ってくれます。
その度に、「ごめんね。今日は都合が悪くて、、。」「ごめんね。今日は疲れてて、、、。」と断っていた娘。私が側にいた時は、横から「遊びに行ってもいいよ!」と言ったのですが、本人は断っていました。。。
国語が終わってないから。算数やらなきゃ。社会が…。そう言っていました。やらなければならないということを、本人自身が理解し、納得していなければ、長い受験生活は続けられません。
それを見ていて、私が小学生だったら断れただろうか?と考えてしまいました。多分、出来なかった。。。そう思います…。
断る勇気と強い意志
これは、受験に欠かすことはできないのです。。。
塾に学校のお友達が少ない方がいい理由
どの塾も成績でクラス分けをしています。
そして、テストの度にクラスが上がったり、下がったりします。
机が成績順になっている塾もあります。
子供の成績は一目瞭然。丸見えなのです。
上位をキープできるお子さんから、下位層から上がれずにそのまま終わる子まで、実に様々です。
子供同士は仲良くやっていても、親同士はかなりギクシャクします。そうならないよう、SAPIXは、圧倒的な合格実績が売りなだけでなく、ドライな塾として人気があったりもします。
子供の成績のクラス分けは、親の闘志に火を付けるのです。
〇〇ちゃんに勝った!負けた。大人が近くの誰かと張り合うと、子供も同じ様な考えを持つことになります。子供同士の関係もおかしくなりかねません。
寂しいことですが、子供の状況で親同士の関係は簡単に変わってしまうのですね。
それくらい、ママ友は希薄な関係…ということです。。。