中学受験に向くお子さんとは?

Pocket
LINEで送る

Contents

受験に向く子と向かない子

中学受験するにあたって、子供に適性があるような気がします。

 

◯真面目で従順な子

◯負けず嫌いな子

◯向上心のある子

◯学校の勉強では物足りない子

 

こういうお子さんは、現在の成績に関わらず、取り敢えず始めてみると成績が上がっていき、面白いことになる確率が高いです。

 

逆に向かないお子さんは…

 

◯中学受験に全く興味がない子

◯まだ遊びたい子

◯勉強が嫌いで仕方がない子

 

簡単に言ってしまうと、子供は興味がなく、親が受験させたいと思っている場合です。

しかし、例外があります。成績がいい子は、最初は興味がなくても、勉強を始めたら面白くなる可能性があると思います。塾は、勉強を楽しく教えてくれるところだからです。

 

我が子の中学受験を経験してみて、感じたことが色々あります。

中学受験は、やりたくない子供に無理矢理やらせるには、相当苦しい3年間が予想される、ということ。中学受験を題材にしたマンガ「二月の勝者」。まだ読んでいなければ、是非、読んでみて下さい。子供が「二月の勝者」を読んで

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (1) (ビッグコミックス)

新品価格
¥596から
(2019/11/12 13:25時点)

質、量共に、学校とは掛け離れており、息つく暇なく学習は進みます。その進度と言ったら容赦ありません。

ちょっとでも立ち止まってはいられないのです。立ち止まったら、雪だるまのように積もってしまい、その後、ついて行くのが大変になります。毎回必死に授業に食らいついていく、というのが王道なのです。

それを3年間やり続ける。

それが中学受験です。

 

周りを見ていても、中学受験に前向きのお子さんは、お母さんも必死で協力し、一緒に受験を乗り越えていくのですが、向かない(興味ない)お子さんのお母さんは、非常に大きなストレスを抱えています。

 

子供が勉強しない。

まず、それが悩みです。

 

成績が上がらない。

当然です。やってないのですから…。

 

ゲームばかりしている。。。

 

これが3年間続くのです。お母さんにも相当強いストレスがかかります。親子で強いストレスを感じながら、3年間過ごすことになるのです…。

 

同じ3年間を過ごすなら、楽しく過ごしたいところです。

男の子ならロボットが嫌いな子はいないでしょうから、子ども向けプログラミング・ロボット教室【LITALICOワンダー】 などに通わせ、プログラミングを学ばせた方が有効な気がします。

早熟なお子さんは受験向き!

受験に強いのは間違いなく早熟なお子さんです。

 

目的意識のはっきりしている子や、行きたい学校があって、どうしても入りたい!と思っている子は強い!本当に入ってしまう子さえいます。

そして、御三家や準御三家のような学校で出題される国語の文章は、とても難しいので、幼いと主人公の心情が読めません。(男子の方が一般的に幼いので、国語は低い傾向にあります)

 

逆になりたいものがなく、行きたい学校もない。何のために勉強しているのかわからないお子さんは、ゴールがないので身も入らないですし、我慢しなければいけないことが多いので、辛い。。。

 

受験に強いもう一つのタイプのお子さんがいます。

 

それは、小さい頃から負けず嫌いで、競争が好きなお子さんです。

とにかく何でも勝ちたい!そういうお子さんは、テストをゲーム感覚でこなし、「勝つこと」に闘争心を燃やします。

 

負けず嫌いは、親が上手に誘導すると伸びます!

友達の誘いを断る勇気と意思の強さ

中学受験は、クラスのお友達が遊んでいる時に、遊びたい気持ちを抑え、机に向かわなくてはなりません。

 

小学生の受験は、「お友達と遊ぶ約束ができない」という事を意味しています。今日遊べる?というクラスの会話に参加できないのです。小学生の子供なら、誰しも少なからず寂しいことだと思います。

 

勿論、毎日塾はありませんから塾のない日には遊べますが、宿題も出ますし毎週テストもあります。遊んでしまって、予習復習はもちろん、宿題すらやらずに行くと、すぐに授業についていけなくなります。

 

我が子は、遊んでいても、常に勉強が頭の片隅に引っかかっている、と言います。遊んでいても、気になってしまうようです。

遊びたい!という気持ちが大きければ大きいほど、勉強に集中するのは難しくなります。

 

大人はお誘いを断ると、良くも悪くも次に誘ってもらえなくなりますが、小学生は違います。有り難いことに、何度も何度も遊びに誘ってくれます。

その度に、「ごめんね。今日は都合が悪くて、、。」「ごめんね。今日は疲れてて、、、。」と断っていた娘。私が側にいた時は、横から「遊びに行ってもいいよ!」と言ったのですが、本人は断っていました。。。

国語が終わってないから。算数やらなきゃ。社会が…。そう言っていました。やらなければならないということを、本人自身が理解し、納得していなければ、長い受験生活は続けられません。

 

それを見ていて、私が小学生だったら断れただろうか?と考えてしまいました。多分、出来なかった。。。そう思います…。

 

断る勇気と強い意志

これは、受験に欠かすことはできないのです。。。

塾に学校のお友達が少ない方がいい理由

どの塾も成績でクラス分けをしています。

そして、テストの度にクラスが上がったり、下がったりします。

机が成績順になっている塾もあります。

 

子供の成績は一目瞭然。丸見えなのです。

 

上位をキープできるお子さんから、下位層から上がれずにそのまま終わる子まで、実に様々です。

 

子供同士は仲良くやっていても、親同士はかなりギクシャクします。そうならないよう、SAPIXは、圧倒的な合格実績が売りなだけでなく、ドライな塾として人気があったりもします。

 

子供の成績のクラス分けは、親の闘志に火を付けるのです。

〇〇ちゃんに勝った!負けた。大人が近くの誰かと張り合うと、子供も同じ様な考えを持つことになります。子供同士の関係もおかしくなりかねません。

 

寂しいことですが、子供の状況で親同士の関係は簡単に変わってしまうのですね。

それくらい、ママ友は希薄な関係…ということです。。。

Pocket
LINEで送る