習い事は広く浅く?それとも一つの事を深く?
習い事についてです。習い事の数は昔と比べると驚くほど色々ありますし、小さいうちは何を習わせるか、特に迷うのではないでしょうか?
そして、もはや車での送迎は当たり前。少々遠くてもお母さんの頑張り次第で通えるようになってしまいましたね。
私の子供の頃は、30分位の道のりを一人で歩いて通っていました。幼稚園から高校二年生までずっとピアノ一筋でした。
プロになるわけじゃないのだから、広く浅く派
「将来、水泳選手やサッカー選手になるわけじゃないから」
「どれが子供に向いているのかわからないから、とりあえず色々させてみないと」
広く浅く派の方がよく仰るセリフです。確かに、我が家も子供をスポーツ選手にするつもりはありません。
しかし、広く浅くすると、一つ一つの習得が薄いものになります。趣味、遊びの延長ですね。物になるとは考えづらいです。そして、やり続けているうちはいいのですが、やめたら果たして覚えているでしょうか?
そして、楽器は練習時間が必要です。。沢山習い事をすると、練習時間が取れません。練習せずに次のレッスンを迎えることになってしまいます。
途中で投げ出して欲しくない!一つの事を深く派
一つのことを頑張ってほしいと思っている方は、行き詰まった時でも、途中で簡単に投げ出してほしくない!と思っています。
どんなことを始めても、必ずスランプはきます。その停滞している時期に挫けず向き合って、その壁を乗り越えてほしいのです!
私は「一つの事を深く派 」です。
小さい頃からやった方がいい習い事 と 大きくなってからでもいい習い事
スポーツは小さい頃から始めた方がいいと思います。
小学生は、運動神経や心肺機能が発達しやすい時期なのだそうです。別にスポーツ選手にならなくても、体力作りになるし、身体を動かすことは気分転換にもなりますよね。
部活に入れるのであれば、部活でもいいと思います。特に男の子は体力が有り余っているので、勉強させるだけですと発散できず、集中できませんね。
でも、最初から、趣味や遊びの延長で習い事をするのであれば、本当に小さい頃から習う必要があるのでしょうか?
私の兄は高校生でギターを習い始めました。今でも弾けます。趣味の1つになっています。私は高校生の時にテニスを習い始めました。その後、大学でテニスサークルに入り、青春を謳歌しました。
趣味でいいならば、必ずしも小さい頃からやる必要はないと私は思います。少し大きくなって、本当に本人がやりたい!と思った時でも充分間に合うのではないでしょうか?
幼稚園から12年間習った私のピアノは、どうなったと思いますか?
その後ほとんど弾かなかった為に、楽譜すらスラスラ読めないありさま。今では、昔弾けていた曲も、半分以下しか弾けなくなっています。音大に行こうと思って12年も真面目にやっていたのに、その後の継続を怠れば、無残な結果となってしまうのですね〜。
ですから、あまり沢山やっても継続できないなら、あまり意味がない気がしてしまいますね。それよりも、これから先の教育にお金がかかるので、子供が小さいうちは貯めた方がいいです。
そして、受験期は息抜きが必要ですね。塾の宿題も大変だと思いますが、全部やめてしまわず、習い事でリフレッシュする時間を大切にしてあげて下さいね!