丸つけができない子供は手がかかる

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宿題になった学校の計算ドリルなどに関しては、自分で丸つけして持ってくるように先生に言われているため、私は見ていません。

 

それくらいできているだろう。

いや、できていてほしい。

できなければいけないのだ!(願望)

そう思っている。。。

 

長女が中学受験を始めた時に塾の講師から、子供が丸つけをすると甘くなるからチェックして下さい、と言われ、へー。そんなもんか。。。と、思ったのを今でも覚えている。

だから見てみた。

 

長女。(のちに桜蔭、豊島、渋幕に合格)

全く問題なかった。

合ってる問題にはマル。間違った問題にはバツ。

間違った問題に印をつける。これが徹底されていた。

もっと言えば、

間違った問題だけもう一度やり直し、できたら上からマル、またできなければ隣にもう一つバツが書いてあった。

これが4年生の頃からきっちりできていました。。。

 

お子さんは4年生の時からもう出来上がっていました。

と、塾講師から言われたこの言葉は、こういうことだったのかもしれない…と、

今になって思う。

その時は言ってる意味がよくわからなくて、私はあまりピンときていなかったから…。

 

 

でも、息子の受験が始まって、その意味がようやくわかりました…。

 

間違っているのに、マルがついている。

 

そして、これはうっかりマルをしてしまった、というレベルのものではない。

解答と全く見比べてもおらず、ただただマルがついている。

 

全マルなのである。

 

時々、こんなものもある。

わからなかった問題の解答欄。

 

空欄なのにマルがついている!

もう、ここまでいけば笑うしかない…

 

要するに、

間違った問題の解説も読んでおらず、解き直しもしていない。

 

もうこれは完璧に意図的なのだ!

 

一つだけ救いがあるとすれば、

それを毎回やっているわけではない…ということくらいだろうか…

 

息子は、勉強時間が長くなり、嫌になってくるとやりだすという習性があり、そういう時には必ずコレをやってくる。

 

本人が席を外した時にすぐさまノートやプリント、計算した裏紙など、全てチェック。

やはり…。

 

最近は、計算の途中式などを私に見られたくないため、裏紙をクシャクシャに丸めてゴミ箱に捨てるという知恵がついてきたが、大体男子の行動なんて読め読めなので、証拠隠滅はいつも呆気なく失敗に終わっている。

 

それなのに毎回、同じ事をやってくる。。。

 

ただし、これは母親しか気づかないと思う。。。

毎日見ていない父親には、通用してしまうかもしれない、、、。

 

どうしたらいいのか? 答えは一つしかない…。

親が丸つけをするしかない!

 

でもこれ、ちゃんとやると実はかなり大変で。。。

問題解いたらすぐに丸つけしないと意味がないため、終わった!(問題を解き終わった!)と言われれば、基本すぐに飛んでいかなければならない。

料理をしている最中、洗濯物を干している最中。掃除の最中、下の子の勉強を見ている最中、、、どんな時でも一時中断し、一緒に丸つけをし、わからない問題を解説する。。。

 

しかし、そんなことをやっていたら、家事は中断、中断で、10分で終わることも恐ろしく時間がかかり、ウチは朝回した洗濯物を昼に干す、なんてことはザラで、それによって昼ご飯も遅れ、

家族が死んだ魚の目になっている。

だからといって後で丸つけすると、その間に子供は勝手に休憩し始め、勉強時間は途切れ途切れに。その結果、こなさねばならない課題が全く終わらない、ということに…。

 

だから自分で正しく丸つけが出来るようになってほしくて、自分でやらせてはいるけれど、やっぱり親が目を光らせていないと未だにやるんです。

全マルと空欄にマル。

いつかコレを笑える日がくるといいけれど…。

 

このコロナのお陰で、お母さんのストレスは計り知れない状況になっていますね。。。

特に中学受験なんてやっていると、塾の勉強も見なければいけないからママの負担は半端ない、、、。

普段よりもイライラするし、口うるさく言わなければいけないことも多い。。。

ホントに大変です…。

 

以前、トップ校の男子のママ達とランチした時に、丸つけは全員ママがやっていたと聞いて、とてもびっくりしました。

「だってー、信用できないもん!!」

と皆口々に言っており、中には最後までママがやった、という方も。。。

そして、中学生(中高一貫校)になってからもママが勉強見続けている、というお宅まで…。(本当にご苦労様です…)

 

今では納得です…。

 

男子は幼い!!!!

もう、ホント、その一言につきます…。

中学受験にみる男の子と女の子の違い

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