中学受験後について

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勉強する子と1分たりとも勉強しない子

中学受験が終わって親子でホッと一息。

そして、残りの小学校生活を名残惜しんでいる子供達。2月の頭には受験が終わるので(早い人だと1月中には終わっちゃう)、中学校が始まるまでに、2ヶ月は完全にありますね。

ここで子供は2つに分かれます。

受験が終わって、勉強する子と勉強しない子です。

行きたい学校に合格した子も、落ちて公立中に行くことになった子も、勉強する子としない子に分かれるんです。

勉強しない子の心理の方がわかりやすいですよね。

ずっと我慢してきたんだから、遊びたい!

違うことをしたい!

やる気にならない!

残念ながら不合格だったお子さんも、周りに何人かいらっしゃいます。その子達も二つに別れます。高校受験でリベンジに燃える子と、やりたくない子です。

中学受験で、例え不合格だったとしても、リベンジに燃え、高校受験を見据えて本人が自主的に勉強し始めたなら、それは失敗ではありませんよね。親にとって、子供が自主的に勉強するということは、一つの目標でもあるわけですから。大きくなり反抗期を迎えた子供に「少しくらいは勉強しなさい!」と言わなくてはならないのは、ストレスです。言ってもやりませんしね。

中学受験後も、そのまま勉強習慣を失うことなく続けてほしいと思っているお母さん。

頑張ったんだから、少しぐらい遊んでもいいんじゃない?(中学校に入るまで)と思っているお母さん。

お母さんの考え方も色々です。

1分たりとも勉強しなくても、中学に入学した途端、スイッチの入るお子さんもいれば、そのままズルズルいくお子さんもいる。子供も色々です。

でも、もし、前者、受験後も勉強習慣を失うことなく、続けてほしいと思っているなら、塾を活用しましょう。

お母さんが、受験後も計算ドリルは続けようね!と言って素直に従うお子さんは問題ありません。でも、そうではない場合、試験結果が全て出て進学先が決まり、塾に最終報告に行く時には、是非お母さんも同行し、お世話になった講師にお礼を述べるついでに、「中学入学前までにやっておいた方がいいことは何ですか?」と親子で聞くのです!親子で聞くことが大切です。講師は、その子にあったアドバイスをしてくれるでしょう。

我が子は?

勿論、聞きました!

興味深いアドバイスでした。

全て合格した子供に戒めの言葉をくれました。負け知らずは弱いと。例えば、二次試験で合格した子は、自分が下の方だという自覚があるので必死に勉強してくるのだそうです。自分の方が上だと思っていると、一年半くらいで完全に抜かされるよ!

という素敵なアドバイスを頂きました。

なるほど、まだまだ発展途上にいるわけで、順番の入れ替わりも激しいのですね。

その他にもいくつかアドバイスを頂き、子供は、その大好きな先生に言われた通りに受験後も自発的に勉強しているのです!やはり塾って偉大!

ずっとお金を払ってきたのですから、最後の最後までアドバイスをもらいましょう!これが最後のアドバイスです!

これから何に力を入れて勉強するのか?

英語がしゃべれないと…。それっていつの時代の話ですか?

会社でTOEIC を受けろと言われていたのは、私が20代の頃の話で、もう20年以上も前のことです。子供は間違いなく次の世代を生きているのです。

次に目を向けるものは…

数学です!

中学受験が終わり、大学受験を見据えて動き始めるなら、数学です。数学は大学受験でも大きく差がつく科目ですし、ITの時代からAIの時代へ。数学は避けて通れない時代になってしまいました。

英語は、結局はツールでしかありません。英語を使って何がしたいか、モチベーションがそこにないと、何度覚えても忘れますし、身にもつきません。

それはそうと、最近の電子辞書ってすごいですよ!

一昔前の感覚でいたので、びっくりしました。辞書が入っているのは当たり前ですが、英検の問題集や単語の本、TOEIC の問題集、基礎英語まで入っています。英会話の本やチャロまで!もう至れり尽くせりです。

本人のやる気さえあれば、これ一台で英語の勉強はできますよ!

英語に関していえば、もう環境は十分に整っているんです。

これを使い倒すか、入っていてもやらないかは本人次第。

だから、自発的な学習って大事なんですよね。

どうしたら子供が自発的に学習してくれるようになるのか?

これは、悩ましい問題ですよね。

自発的に勉強してくれれば、親は楽です。

恐らく、我が家に限らず、御三家に合格するようなお子さんは、自発的に勉強ができているのだと思います。中学受験の勉強は、無理矢理やらせるには限界があります。ましてや御三家など、恐ろしく難しい問題のオンパレード。嫌々やって解ける問題ではありません。

私はこういうブログを書いていて、一体どんな親なんだろう?超教育ママで、近くにいたら殺気立ってて怖い人?と思われているかもしれませんが、やっていることはそんなにありません。

子供の椅子の隣に自分の椅子も並べ、「ここまでやらなきゃだめよ!」と言ってお尻を引っ叩いているわけでも、「もっと勉強しなさい!」と、子供を何時間も椅子に座らせているわけでもありません。「絶対に桜蔭へ!」と脅しているわけでもないです。

ただ、子供が勉強するように仕向けることはしてきました。やる気になる仕組みを作ることが大事です。

我が子はもう、受験後も勝手に勉強しています。何も言わなくても、毎日勝手にやっていますので、とても楽です。

合格も大事ですが、目指すのはそこではないでしょうか?中学受験で終わりではないのですから…。

育児コーチング(自発的に行動するようになるために!)

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