6年生後期の過ごし方〜学習編
夏休みが終わり秋に突入すると、
本番までそれほど時間がないことを認識し、
親子で気持ちが引き締まりますね。。。
今までなんとなく決めていた志望校も、
具体的、且つ戦略的に絞り込んでいくことになります。
受けたい学校の日程が重なっていないか、二次募集も含めて再検討。
そして、子供はそれを踏まえて、受験する学校の過去問に取り掛かります。。。
なんて忙しいのでしょう…。
でも、受験まであともう少し。
悔いの残らないよう、全力で頑張って下さいね。
過去問演習の取り組み方について
秋から子供がやらなければならないこと。
それは、過去問演習です。
問題の傾向、相性、時間配分、などを見極めるためです。
過去問だけ解いていても力はつかないので注意です。
勉強しつつ、過去問を解く。
そのバランスを取るのは非常に大変ですね。。。
過去問のやり方は、塾で指示されている場合は読み飛ばして下さい。
問題を本番と同じ大きさにコピーします。
解答用紙も本番と同じ大きさにコピーします。
そして、時間を計って本番と全く同じ様に取り組みます。
本番と全く同じ状態にするのがポイントです。
同じ大きさにコピーし、解答欄の大きさも把握をします。
これが実は結構面倒くさいです。。。
我が家は主人のお仕事でした。。。
6年秋は、時間がないことに子供自身も気づいて、焦ってくる時期でもあります。
とにかく時間がありません。
時間が取れる時は本番と同じように取り組み、このままでは終わらない…時間がどうしてもとれない…という場合に限り、バラします。
算数だけ、国語だけ、という様に一教科ごとにバラして解きます。
3年分解くか、5年分解くか、10年分解くかは、時間的な問題と受ける学校によっても違ってきますね。
我が家は、桜蔭については塾で対策をたてて頂いたので、相当な量を解いています。
渋幕は癖が強いため、算数に限り10年分対策し、
豊島岡女子は相性が良かったため、3年分しか解きませんでした。
その他の学校も解いたのは3年分です。
我が家の場合は、習い事との両立で時間が取れなかった為、
最後の方は、ほとんどの学校を教科ごとにバラして解いています。
過去問でいい点が取れるなら本番も上手くいく可能性が高いので、気を抜かず、そのままモチベーションを高く保って、頑張っていれば大丈夫です。
試験問題との相性はあると思います。。。
入試問題との相性
広範囲をざっと見直すことが最も重要
6年秋は今までの学習を反復しつつ、過去問を解く。
苦手分野の克服もしなければならない。
とにかく時間が足りない。
手が回らない。そして、焦る。
誰もがジレンマに陥る時期です。
しかも、
反復すれば前のところをすっかり忘れていることに気づき、がっかりします。
程度は人それぞれですが皆同じ状況で、
せっかく覚えたのに忘れているので、さらに焦ることになります。
桜蔭に受かるような子供達も同じ状況です。
娘もそうでした。
国語の語彙、理科の暗記事項。
詰め込んだものは、すぐに忘れますね。。。
社会についても同じです。
だから、差があるとするなら、
そこで「嫌にならずにまた覚え直す能力」だと思います。
テスト前に広い範囲をざっと見直す。
これはものすごく大切です。
苦手分野には手をつけ、今まで学習してきたことは理解していると仮定したなら、これができるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。。。
見直して忘れているところがあったら、危ない危ない、とまた覚え直す。
奥底にある知識をまた上に持ってきて、確認する。
それはあまり面白くない作業で、テンションも上がらないでしょう。
だからこそ、差が出るところかと思います。
とにかく広い範囲の見直しをすること!全教科!
テスト前には必ず広い範囲をざっと見直して、
取れるはずの問題で落とさないようにすることです。
それにつきます。
ただ気をつけなければいけないのは、、、
子供によっては正しくできていないことです。
◯ただテキストを眺めているだけで頭に入っていない。
◯答えはわかっているけど、漢字が書けない。(社会)
◯覚えた気になっている。うろ覚え。
やったはずなのに点数に結びつかない…ということがないように注意します。
★テスト前には全教科、必ず広い範囲をざっと見直すこと。
入試直前は、親子共に落ち着かなくなりますので、
その前までに計画的に勉強を終わらせておきましょう。。。
勉強は最初の入試までに…
インフルエンザ予防接種の予約を!
秋に入ったらインフルエンザ予防接種の予約をして、出来るだけ早く打ってしまいましょう。
別室でも受験できますが、実力が出し切れるとは思えませんね。
今年は新型コロナにも気をつけなければいけないので、体調管理はしっかりと。。。
本番までの残り3〜4か月、悔いのないように頑張って下さい。