私が私立に行かせる理由
私が私立に魅力を感じたのは、中高一貫のカリキュラムやグローバル教育、キャリア教育、それだけではありません。
学校説明会に行って気がついたのですが、公立と大きく違うところがあります。
それは、卒業してからも生徒が度々学校に足を運ぶこと。
すなわち、卒業してからも学校が心の拠り所となっていることです。
キャリア教育についてはこちら公立にはない私立の良さ
卒業しても生徒が集まってくる学校
いくつかの学校説明会に行って、素敵だな〜と思ったこと。
それは、
卒業してからも、学校との縁が切れていないことです。
ある学校では、震災で交通が麻痺した時に学校を思い出し、卒業生が何人か学校を頼って歩いて来てくれて、その日は学校に泊まったそうです。
他にも、卒業生が頻繁に遊びにきてくれる学校、
親がその学校の卒業生で子供も入れたいと、親子で同じ学校に入学する人が多い学校、
卒業後も先生に会いに、文化祭に来る学校…。
学校説明会で色々な話を聞きました。
どれも共通することは、愛校心が育っているということです。
自分を思い返してみると、中学校も高校も、卒業後に一度も足を踏み入れていません。
私の通った公立中学は非常に荒れていて、生徒が先生に暴力を振るい、授業も妨害され、非常にイライラさせられました。卒業後は、学校に遊びに行くとか、先生に会いに行く、という考えは微塵も浮かびませんでした。。。
公立高校は、大学に向けての通過点としか思っていなかったので、これまた何の愛校心もなく、恩師と呼べるような先生も見つからぬまま、私の学生時代は終わっていきました。
頼れる人は多い方がいい
あなたには、心の拠り所になる場所、頼れる人はどれくらいいますか?
私は順風満帆にはいかなかったので、悩みながら生きてきました。
悩んできた事は、育児に活かされたり、時間が解決してくれたりしましたが、戻れるなら、あの時の自分にかけてやりたい言葉がいっぱいあります。
あの時、もう少し誰かに的確なアドバイスがもらえていたら、と未だに思うこともあります。
困った時に、的確なアドバイスをくれる大人の存在が近くにあるということ。それは財産です。
今、中学生の娘が学校での話しをしてくれるのですが、
先生がこう言ってたよ、と教えてくれる中にとてもいい言葉がいっぱいあって、なるほどと思ったりします。
中学生の心にどれだけ響いているかはわかりませんが、いい言葉を沢山かけてもらっています。
教師が変わらないということ
私立は教師が変わりません。
クラス替えはありますが、同じ学年の講師が6年間持ち上がります。
だからこそできる密な関係。
逆に学校の校風と合わない、先生と合わない。そうなってくると毎日が地獄とも言えます。。。目をつけられたら、それこそ大変です。
デメリットにもなり得ます。。。
そうならないためにも、学校見学はきちんとしておくべきです。
子供が行きたい!と思う学校なら、入学後に悪態をつく可能性は低いですから。
一度も見学に行っておらず、偏差値重視で校風すら知らずに入ると、こんなはずじゃなかった…と思う可能性も否定できません。
親子で納得して受験校を決める。大事なことだと思っています。