中学受験で家庭学習は必須です

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塾に行っているだけでは伸びません

中学受験において、家庭学習は必須です。塾に行っているだけでは伸びません。その後の復習がとても大事になってくるのですが、それがちゃんとできている小学生はそれほど多くない気がします。 なぜかと言うと、塾は一回の授業でかなり進みますし、宿題も沢山出るからです。集中して取り組まないと、やりきれないんですね。塾の宿題が終わらず、学校で答えを写しているという話は子供からもよく聞きます。

できていない人が多いならチャンスです。自分の子供がしっかり復習さえすれば間違いなく伸びるのです。

しかし、子供は苦手なところが嫌いです。避けて通ろうとしますので、親のサポートが必要になってくるのです。一人でやらせると挫けますので、リズムができるまでは、親が一緒に付き合ってあげることが大事です。

その時にやってはいけないのが、「なんでこんなのもわからないの?!」というネガティブな台詞。「難しいね」「こんなすごい問題解くの?」「すごいね!」難しさを一緒に共感し、頑張って難しい問題に挑もうとする姿勢を褒めてあげて下さいね。

我が家は予習中心のスタイルです

私は子供に、塾の勉強を予習中心でやらせています。そして、できなかったところのみ子供に教えています。ドラゼミの2年先取り学習をずっとしていたので、予習はそれほど苦にならなかったようです。

予習をすることで時間はかかりますが、その後、間違える問題が減るので、復習が楽になります。

逆に、予習に時間を割けないと間違える問題も多くなり、復習に時間がかかります。どちらを選ぶか、環境的な問題と本人の好みもあるのかなと思いますが、おススメは断然「予習」です。

なぜ家庭学習が大事なのか?

子供に学習の習慣があるかないかで全然違ってきます。基礎固めをしっかりしておくことで、すんなり応用に入っていくことができますし、何より、普段、学習習慣のないお子さんが中学受験を始めると、苦痛以外の何者でもありません。毎日それなりの時間、机に向かわなければならないからです。座っていられないのです。

中学受験の勉強をする前に、学習習慣だけはつけておきましょう。学校の宿題+α です。沢山の時間、勉強机に座るのがいいわけではありません。集中して勉強するという癖だけは、つけておいた方がいいです。

そして、何事もそうですが、やりっぱなしが一番いけません。塾に行ってるから伸びる、というのは間違いです。行っても定着しなければ、やっていないのと変わりません。

講師は生徒をよく見ています

家庭学習の習慣をつけ、基礎をしっかりつけてから塾に入れることで、他のお子さんより一歩リードした状態で入ることができます。

他のお子さんよりいい点数を取ることで、講師の目にもとまりやすくなります。そして、子供がやる気になるような言葉をかけてもらえたりします。

子供が模試で1番を取り、まだテスト結果が返されていない時でも、塾には真っ先に情報が入ってきます。そんな時は、「この間の模試、1番だったぞーー!!!」と廊下で講師に声をかけてもらったりするんですね。トップの子供の成績は真っ先にチェックしているのです!なんだか親みたいですね。

家庭学習で親が関われるのは、小学生までです。中学生にあれこれ言えば、うるさいなー!と言われてしまうでしょう? 

塾に行き始めることを考えれば、わからないことは塾で質問してきますので、10歳ぐらいまででしょうか。家庭学習は期間限定のお仕事なのです。

声かけだけでなく、できない問題は一緒に解く。これ、ものすごく大事です。

きっかけは親が作る

興味を持つきっかけ、やる気になるきっかけ、色んなきっかけ作りは親の役目だと思います。

そして興味を持ち、子供がやる気になって、もっとやってみたい!となった時に初めてプロの手に委ねます。

子供を本気で伸ばしたい!と思うなら、そういう覚悟が親にも必要です。

何でもかんでも最初から他人任せにしてはいけません。

あちこちの体験レッスンに連れて行くことが、きっかけ作りではありません。体験レッスンは大抵楽しくできています。つまらなかったり、厳しかったら誰も入りませんよね。行けば子供は「やりた〜い!」となってしまいます。(^◇^;)

他人にきっかけを作ってもらうことを期待すると、いつ本人が本当に興味を持つかわかりませんし、どの程度、子供が興味を持っているかもわかりません。趣味ならいいですが、そこから子供が一歩踏み込んで深く学ぶ気持ちがあるか?というと謎です。

子供といっぱい話し、色んな情報を与えてあげられるのは、親だけだと思います。

子供の性格や好きなことを本当に理解しているのも、親だけだと思います。

小さい頃の興味のきっかけは、一番よく知っている親が作ってあげるのが一番いいと思います。

自分が積極的に関わることで、子供が自分の予想を超えて成長した時、自分の努力は努力ではなく、自分自身の楽しみに変わります。

「私の趣味は、子供の能力開発です。」

それが、子育てで一番面白く、また、子育ての醍醐味であると思います。

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