今が旬!ムカゴご飯
ムカゴってご存知ですか?
里芋の葉の付け根にできる小さな球芽のことなのですが、
初めて見る方もいるかもしれません。
↓これがムカゴ。一袋(250g)で398円でした。
ムカゴは10月から11月の初旬が旬の食材なので、今が正に旬なのです。
栄養価は高く、里芋の赤ちゃんとも呼ばれています。
見た目はジャガイモを小さくした感じのお豆くらいの大きさで、茹でて頂くのですが、ホクホク、ねっとりとした食感。新じゃがを皮ごと食べているようなお味です。
今日は、ムカゴご飯を作りました。
お米3合でムカゴ100g位入れました。(上記の袋半分使用)
水はお米3合の水加減で、洗ったムカゴを上に入れ、お塩を少し入れて炊くだけ。
簡単です!(お塩は小さじ1くらい入れました)
素朴なお味のムカゴご飯ですが、この時期にしか食べられないものなので、季節感があってなかなか乙です。
私の実家では、軽く茹でて乾煎りし、お塩をまぶしてよく食べました。
(父のお酒のお供で出てきたものですが、子供もつまんでいました)
我が家は、食育にも力を入れています。
それは、自分が料理が好きで、どうせ食べるのなら美味しい物を食べたい!と思っていることが大きいですが、(←年中食べることばかり考えている主婦です!)
家の食卓に上がらず、給食でも出てこないとなれば、子供は知る機会がありませんので、私が作らねば!という気持ちもあります。
「食育」といっても特別なことをしているわけではありません。
「色々な物を作って食べさせる」を実践しているくらいです。
だから、レパートリーも使う食材の数も多いと思います。
自分のお腹が空いてなくて、何にしよう…?と悩むことはありますが、(←更年期あるある) 同じ物ばかりになってしまう…と悩んだことはありません。
私は、お誕生日などの記念日以外は、最初からこれを作ろう!と出かけるのではなく、スーパーに行ってから決めています。
その日のお買い得な食材でメインを決めているからです。
私の買うポイントは、
お得な食材
新鮮な食材
旬の食材、その3つ。
旬の食材を見つけた時は、必ず買っています。
今は、旬とは関係なく一年中スーパーに野菜が並び、よくわからなくなってますから、旬を感じる食材は貴重です。
根三つ葉(←昨日買いました)やセリも大好きなので、よく買いますし、
ふきのとうもお店に並ぶと必ず買っています。
ふきのとうの天ぷらや、ふき味噌は中学生の娘も大好きです。(小学生組には大人の味ですが…)
それもこれも、実家の母が料理好きで、よく作っていたことも大きいです。
小さい頃は田舎に住んでいたので、春になると土筆(つくし)を摘みに行き、ビニール袋一杯に土筆を摘んでは、袴をとって、土筆の佃煮を鍋いっぱいに作っていました。
あの頃は小学生で、土筆を摘むのもすぐに飽きてしまい、面倒くさいなぁと思ったものですが、今、この歳になってみるとなかなかいい思い出です。
土筆の佃煮はとても美味しいですよ。
当時はなんとも思っていませんでしたが、
食べ物の記憶というものは、ずっとずっと後になってから思い出と共に蘇るのですね〜。