母親のヒーリングパワーは絶大!

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この夏休み、毎年同じ様な生活パターンなのに、なぜかものすごく疲れてしまった。こんなに疲れるとは、やっぱり歳のせい?

 

原因不明で両目がパンパンに腫れ、眼科に駆け込んだり、治ったかと思いきや、眼瞼ミオキミアらしき症状に見舞われて、片方の瞼がピクピクと動く。

それは、日に日に酷くなっていきました。

眼瞼ミオキミアは、ストレスや疲れで発症するらしく、数日から数週間で治るものらしいので、

「暫くの辛抱!」

「兎に角、ストレスフリーを心掛けることが大事!」

と、自分に言い聞かせ、家で1人の時には、音楽をかけてみたり、あれこれ考えず、ダラ〜っと過ごしてみたり、、、と、努力はしてみたものの、症状は消えてくれず、二週間が虚しく過ぎていったのでした。。。

 

学校が始まったら、ひょっとして症状がウソのように消えるかも?と、期待したのですが、残念ながら、相変わらず鬱陶しい症状は続いている…。

 

そんな時に、用事があって、母に家に来てもらうことになりました。

さっさと用事を済ませて、母と取り留めもない話で暫しおしゃべり。お昼は一緒に家で食べ、またおしゃべり。そうこうしているうちに子供達が帰って来て、一緒におやつを食べ、さよならしました。

 

 

そして、母が帰ってから気がついた。

瞼の痙攣はピタリと止まっているではないか!

すごい!母の存在!

 

私の母は、ごく普通の母親だ。

一般的な、ごく普通の母親。

普段は全く意識していないけど、

「母親」というものは、いくつになっても、目に見えぬ不思議なパワーを秘めている!

 

「母親」が良かったのか、「おしゃべり」が良かったのか?

恐らく、どっちもだったのだと思う。

 

たまには、気を遣わなくてもいい相手と思いっきり会話をする。

これは、どうやら自分が思っている以上に大事な事のようです。。。

 

そう思った私は、ずっとずっと会いたい!と思っていたお友達に、すぐに連絡を取りました。子供が生まれる前に会ったのが最後。あれからなんと、14年が経過していたのです。

会えない距離ではないけれど、お互いの家はかなり遠い。中間地点に場所を設定すると、幼稚園のお迎えをしなければならない私は、ランチをしてから、すぐさま電車に飛び乗らなければならない。遠いところから出てきてもらったのに、なんだかものすごく申し訳ない。ずっとそう思って、躊躇していたのです。。。

 

でも、思い切って連絡を取って良かった!

すぐに返事がきて、すぐに日にちが決まり、お友達もずっと会いたいなぁと思っていた〜とのこと。あまりあれこれ考え過ぎず、行動することも大事だなぁと思ったのでした。。。

 

子供って親の顔をよく見ている。

私は、物心ついた頃から、子育てしている自分の母の顔が、毎日険しい表情だった事を覚えている。兄も同じ様に言っていたので、本当にそうだったのだろう。眉間に皺を寄せていた母の顔が、子育て中の顔だ。その印象が強すぎて、笑っている顔が思い出せない。

その母も、子育てが一段落してからは、顔つきが穏やかになり、毎日習い事をしたりして、楽しそうに過ごしている。

 

自分が大人になり、随分と後になってから、その話を母にしたら、ものすごくがっかりしていた。。。

「えーっ!そんな〜!なんかショック〜!でも、あの時は、必死だったのよ〜!」

「でも、今思えば、なんでもう少し、楽しく育児をしなかったのかしら?楽しい時だっていっぱいあったはずなのに〜。」

とのこと。。。笑

 

険しい顔をしていたのは、必至に頑張っていた証拠。子供も理解しています。でも、確かに、子供の記憶の中に、母親の険しい顔しか残らないのだとしたら、ちょっと寂しいかも。。。

これは、自分も同じこと…。

どうしても、中学受験などやっていると、ビシビシと勉強をやらせないと!と思ってしまい、厳しくなりがち。子供のやる気が低迷している時だって、ここが踏ん張りどころ!そう思うと教育方針だって簡単には変えられない。顔だって当然険しくなる。上手くいっていない時のストレスは計り知れないものです。

そして、私にストレスが溜まっている時は、きっと子供も同じなのでしょう。。。

「お母さんってあの頃、本当に毎日つまらなそうな顔をしていたよね〜。」と言われないように過ごしたい。。。いえ、過ごすべきです!

 

そして、子供にとって、リラックスできない母親になってしまわぬよう、気をつけなければ…と思ったのでした。。。

 

母親の果たす役割の大きさ。大変だけど、やり甲斐もある。いい仕事なのに、なぜか軽く扱われがち。。。

主婦もいい仕事しているんだけどなぁ…。

だけど、一銭も稼げないのが、悲しいところ。。。

そう思いませんかー?

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