複数校受かったらどこに行くか?の問題について
6年生は夏が終わり、これから志望校選択ですね。
偏差値、校風、学校までのアクセス、進学実績。
考慮すべきポイントが色々あって本当に悩みますよね。。。
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複数校受かって迷ったら…
結論から言うと、、、、
どこに行ってもおんなじ!!
現在中2の娘は1年間悩んだ末に、そう結論を出しました。
実は中学校に入ってからも密かに悩んでいたみたいです。
どこの学校に行くのが正解だったのか。。。
そんなこと考えたって仕方がないんですけどね。。。
例え自分が気に入って選んだ学校であっても、
実際に入ってみれば全てがパーフェクト!なんてことはなく、
不満なことは出てきます。。。
そんな時に、そういった考えが頭を過ぎっていたようです。。。
いや、勿論同じじゃないですよ。
でも、
そういう意味じゃなくって、
どこに行くかで人生が変わってしまうわ!
って思うほど、変わりません。(交友関係は変わりますが…)
中学受験は親の判断もかなり入ってくるので、親も悩みます。。。
右に行くか、左に行くかで、
ゴールが違うような気がしてしまうけど、
結局通る道が違うだけで、同じゴールに向かいます。
出口は一緒。
だから、
お子さんの好きな学校に行けばいいし、
お子さんが迷っていたら、お子さんに一番合いそうな学校を選べばいいと思う。
私も当時は色々考えましたが、
子供が実際に学校生活を送っている今なら、そう思えます。
この学校に行ったから落ちこぼれたとか、
この学校は面倒見が悪いからダメだとか、
そもそも学校に過度な期待を持つこと自体が間違いで、
結局は、
中学校に入ってからも本人が勉強するかどうか。
ただそれだけ。
実際に通って思う 学校選びの重要ポイント
どこに行くか決まらなくて悩んだら、何を最優先すべきなのか?
私が考える優先順位について書き出してみました。
第一位 通学時間
やっぱりコレ。コレすごく大事。
行き帰りの時間は無駄以外のなにものでもない!
だって6年間ですよ。
中学生は忙しいです。
少しでも時間がほしいです。
余計なことにかかる時間はやっぱり無駄だと思います。
第二位 共学か別学か
共学か別学か、これも実はかなり大きいと思う。
学校生活の充実度に直結する。
男子校へ → 女子がいなくて伸び伸び。
女子校へ → 女子だけなので気が楽。
女子が共学へ → 最難関女子は人数が少ないので注意。
(お友達が選べない問題)
男女共に共学に行く場合 → 異性への関心度が上がる。
娘のお友達(私立・共学)の話によると、中1で既にカップルが誕生しているらしい…。「告った」「告られた」そんな話がチラホラ。。。
それに、中学、高校が一生のお友達になることを考えると、結構大きな問題かなと思う…。
大事なポイントは、この2つかな。
学校の面倒見はあまり関係ない気がします。
面倒見がいい学校でもやらない子はやらないそうです。。。(某共学男子ママ談)
となると、先程も言った通り学校ではなく本人次第だし、
校風も入ってしまえば他を知らないので、そういうものだと思って馴染むもの。
自分の時間が取れて、本人が楽しく通えればそれでいい!ということになる。。。
最上位層女子の選択肢
桜蔭 渋幕 豊島岡女子 慶應中等部
最上位層女子がターゲットにする私立の学校ですね。
それぞれに魅力があり、なかなか一つに決め難いですよね。
お試し入学できるなら、全部通ってみたいです。。。
では、全部受かったらどこに行くか?
これは最上位層女子にとって、非常に悩ましい問題。。。
慶應義塾大学に行きたければ、慶應中等部で決まりですね。
(高校は慶應女子で100%慶應義塾大学に行ける)
東大はどこの学校に行こうとトップ層しか行けないので、どこでもいいかなと思います。
その中でも桜蔭がダントツなのは、やはり最上位層女子が圧倒的に多いからでしょうね。。。トップを走り続けているというプライド。東大に近い立地などもいい影響を与えているのではないでしょうか。あと鉄◯会ですね。
中学の偏差値では渋幕女子が桜蔭を抜いたことになっていますが、渋幕女子は桜蔭の半分弱しか在籍していません。渋幕の東大進学実績の男女比もわからないのでホームページ上の数字では比較できませんね。。。
それと、渋幕二次での合格は桜蔭より下がるのでは?と個人的には思っているのですが…。実際はどうなのでしょうか…?
そういえば、、、
渋幕の説明会で、渋幕は成績が悪くても全員上に上がれると言っていましたね。
落ちこぼれを作らないように学校が働きかける=面倒見がいい、なので、
中学受験終わったら勉強しないだろうなと思われるお子さんには安心かもしれませんね。保険的な意味で…。
ペースダウンしながらもコツコツと勉強し続けられる人なら、どこに行っても大丈夫。
結局は、自分次第!です。
中学校に入ってからの心構え
学校選びよりも、
もっともっと重要なのは、
中学校に入ってからの過ごし方です。
どこの学校に行っても、しっかり勉強していれば問題ありません。
逆に、例え面倒見がいい学校でも勉強しないと早くから塾に通う羽目に…。
学校は集団教育だということを忘れてはいけません。
個人レッスンではありません。
高い学費を払っているとついつい学校に期待してしまいますが、
過度な期待はせず、
学校に丸投げしないことです。
家庭でできることはしっかりやる。
その覚悟があれば、どこへ行っても大丈夫だと思います。
(入学後は、数学の先取りと英語に力を注ぎましょう!)