模試と本番の違い
テスト慣れしてるから平気?
6年生になると、週テストと組み分けテストの他に、公開模試が入ってきます。後期になると、学校別の模試もあり、毎月何かしらの模試を受けている状態です。
4年生、5年生の時から通塾されている方は、毎週の週テストと月1の組分けテストも受けてきているので、相当な数、テストは受けてきているはずです。
我が家は4年生から通塾しているので、子供はテスト慣れしている、私はそう思っていました。
本番は難しく感じる?
本番も模試と同じように受ければいい。そう簡単に思っていました。
ところが、本番の試験が終わって校舎から出てきた子供に「どうだった〜?」と聞いてみると、本番は全く違ったと言います。どうやら本番には、模試とは違う雰囲気があるようです。我が家は5校受けましたが、どこも本番は模試とは違い、すごく緊張したし、難しく感じたそうです。
そして、試験の手応えを聞いてみると、「なんかいつもより難しくて、いっぱい間違えちゃった!!」と言うではありませんか!あそこを間違えた、ここを間違えた、難しくて空欄にしちゃった、出てくる出てくる。
(えっ?そんなに?)はっきり言ってこっちの方が不安になってきましたよ。
問題文を早とちりして読み間違える。どの学校もその手の間違いを何問もやりました。ひどい学校では、四角1から問題文を読み間違え、四角1を全問丸々落としました。緊張からか、焦りからか、普段はそこまでしないはずなのに、本番は早とちり& 読み間違えのオンパレード。ミスが目立つ結果となりました。正直、よく受かったなと私は思います。
気合が入り過ぎて緊張したのか、不安な要素が子供にあったのか、寝不足なのか、わかりませんが、本番はどうやら違うようです。
ですから、本番は、力を出しきれないお子さんが沢山いると思います。
いつもはしないミスも連発するかもしれません。(うちのように…)
抑えの学校はしっかりと!
ですから、学校選びは慎重に…!
偏差値は、目安にしかなりません。
偏差値が65だからって、65の学校に受かるわけではありません。
本番で受かるためには、完全にノーミスで最大限の力を発揮するか、ボロボロミスしても、それでも他でカバーできる余裕があるか、そのどちらかだと思いました。
小学生のメンタルはそんなに強くはありません。
何かで動揺した後に、立て直すのも難しいです。
ですから、風邪をひいて頭が回らなくても、例えボロボロミスをしても、それでも受かる学校は必要です。
抑えはしっかり!です。
抑えをしっかりしておくといいこと。
実はまだメリットがあります!確実に受かる抑えの学校は、特待生合格がもらいやすいです。特待生合格なら、入学金免除なので延長料金を支払うことなく、合格を最後までキープできます。受験料はかかりますが、その後はかからないので、安心料としては安いと私は思います。
そして、特待生合格だと、合格証書を貰う時に別室に通される学校もあります。合格証書が入った封筒には、赤で「特待生」の判が押してあります。頑張ってきた証です。なかなかいいものだと思いますよ。
特待生制度があるかどうか、学校を調べる時にも是非チェックしてみて下さい。
子供同士顔を合わせれば、「試験どうだった〜?」という会話になることを考えると、一校でも合格がもらえるように、整えてあげた方がいいように私は思います。