通信教育を続けるコツ
◯通信教育は、コツコツやる子にはいいけど、うちは無理。
◯提出期限にいつも間に合わなくて、ストレス。
◯通信教育は、溜まってくるとやる気がなくなる。
◯通信教育より、塾の方がいいのでは?
そんな話を聞く度に、毎回私は、勿体ない!と思います。
通信教育は、塾と違ってそれぞれの家庭でアレンジできるのがいいところ。使い方に決まりなんてありません。其々のやり方があっていいのです。
ワークを自分からやると思ってはいけない
お子さんは、お母さんが何も言わなくても、学校から帰ってきたらすぐに宿題をし、本を読み、勉強するような優等生タイプですか?
もし、しません!というなら、通信教育も、自分からはしないと思います。
お母さんの声かけでやるなら上出来。
声かけだけではダメなら、お母さんが側につき、進捗状況をチェックしながらやるしかありません。今日は習い事がないから3ページやろう!今月は遅れているから週末少し多めにやろう!などと、促す必要があります。。。
通信教育の教材を使って、お母さんが学習習慣をつけさせる、という解釈が一番正しいと思います。
そうなると、小学校の低学年から通信教育で学習習慣を身につけるのが楽です。まだ子供が反抗しない時期から始める方が、誘導しやすいからです。
勉強を見るのは無理だから学習塾に行かせる、という選択肢も出てくるかと思います。行ってしまえば、勉強せざるを得ないだろうと…。
でも、、、全員、勉強しているとは限りませんよ。。。
塾に行って、椅子に座り、頭の中は違うことを考えているかもしれません…。涙
塾に行っても、本人の学習意欲が薄いと効果も薄いです…。
それに、塾は勝手に進んでいきます。だから勉強しているように感じるかもしれませんが、理解しているのかどうかは、また別の問題です。
通信教育を続ける最大のコツ
通信教育を続ける最大のコツは、遅れても全く気にしないことです!
子供が遅れを気にしていたら、お母さんが気にしなくていいよ!と言ってあげて下さい。
親子で気にしてはいけないのです。
テストを提出することが目的ではないからです。
家でも宿題以外の勉強をするという、家庭学習習慣を身につけることが最大の目的です。
進みが悪くても、机に座ってやらなきゃ。まずそう本人が思うことが大事です。
だいたい、子供が自発的にワークをコツコツやって、自分で丸つけをし、提出期限にも遅れずキチンとこなせる子は、そう沢山はいないと思います。
通信教育を続けている方の大半は、遅れないように親が側で見守り、時にはお尻を引っ叩きながら毎月テストを提出しているのです。
逆に言えば、ワークを与えても、親が関与しなければ遅れます。子供は計画的に進めるのが苦手ですし、溜まれば億劫になって余計進まなくなります。
だから、遅れる前提で始めるべきものなのです。
目安の提出期限は書いてありますが、いつまで添削してもらえるかご存知でしょうか?大抵、どの通信教育も、1年間は添削してもらえます。最大1年遅れても大丈夫!ということです。
ただ、子供と必ず約束しなければならないことがあります。
それは、遅れてもいいから必ず最後までワークをやり遂げるということ。そして、遅れてもテストを提出することです。
最後までやり切ることが大切です。
これさえ守れば、通信教育は、とても素晴らしい教材なのです!
我が家の場合…
我が家は、通信教育(ドラゼミ)を2年先取りで始めています。
ドラゼミは現在、まなびwith となっています。
(ドラゼミの記事はこちら)ドラゼミはやっぱり良かった!
年中さんで一年生のワークです。先取り学習がいい理由〜2年先取り
1番上の子は、半年遅れでドラゼミ小学生コースを終了しました。
3年生の頃(5年のワーク)から遅れがちになり、大体3ヶ月遅れで提出していました。4年生の時には(6年のワーク)半年ほど遅れ、5年生の夏に6年の3月号を終わらせ、ドラゼミ賞と交換してコースを終了しています。(ドラゼミ賞は半年までの受け付。添削は1年です)
2番目の子は、半年遅れで5年生のワークまで終わらせ塾に移行しました。
2年生まで(4年生のワーク)は、ちゃんとやっていましたが、3年生(5年のワーク)は滞りがちに。夏休みあたりから進まなくなり、結局、3年生の秋くらいから溜め込むようになりました。それを4年生の夏休みで全て終わらせ、ドラゼミ賞の商品と交換しました。半年遅れということなりますが、溜め込んでいたので、最大で10ヶ月遅れ?だったと思います。4年生から塾も始まったので、6年生のワークはやめました。
上の子は塾に行きながら6年生のドラゼミもできたのですが、下の子はできませんでした。塾の勉強をやりたがり、ドラゼミは全くやる気がなくなってしまったのです。仕方がないので、上の子の塾の教材で勉強しました。
3番目の子。現在年長さんで2年生のまなびwithをやっています。
一人でやると書き順を間違えたりするので、私が側についてやっています。私の時間があまり取れないので、常に1ヶ月遅れで提出しています。
私が習い事の送り迎えや、塾の算数の解き直しで忙しいので、毎日コンスタントにワークはできません。週末に何ページもやる羽目になっていますが、文句も言わず、楽しくやってくれています。幼稚園生は、素直で最高です!
出来たらはなまる書いて喜んでいます。
遅れても問題ありません。
遅れは、復習と捉える。
先取りしていない人は、復習用のワークだと思えばいいのです。
冬休み、春休み、夏休みにちょっと多くやって、追いつく努力をすれば問題ないです。今の子供達は、習い事が多くて、予定が入りすぎています。キチンとこなせる方が珍しいと思って、多少の遅れには目を瞑りましょう。
遅れても最後までやり切ると、親子で自信になります。
塾に行くまでに家庭学習が身についていれば、塾の効果も高いですから、通信教育は非常におすすめです。
学習習慣がついていれば、塾に移行した時にいいスタートが切れますよ!
来年から気持ちを新たに、始めてみてはいかがでしょうか?
余談ですが。。。
我が家はこの方法で、上の子2人共、全国統一小学生テストの決勝大会に出場しております。小さい頃から塾通いしなくても、家庭学習に力を入れて着実に積み上げていけば、力がつくと確信しております。