男の子のやる気スイッチ

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先日、トップ校に通われている男の子のママ達とお話する機会があり、日頃の疑問を聞いてみました。

男の子のやる気スイッチはどこに?

私が聞きたかったのは、いつスイッチが入ったのか?ということ。

また、そのきっかけ。

そして、どうすればスイッチが入るのか?です。

 

というのも、我が家の息子。やる気スイッチが見つからないんです。。。

どこを探しても見つからない。あの手この手で、色々試しているんだけど、どんな言葉も刺さりません。

 

テストでとびっきりいい点をとっても、

大コケしても、

常にマイペース!

 

だから、いつもこっちがやきもきする。

お尻引っ叩いて、せっついて、テスト前に必死でやらせる。

そう。ママは家庭教師、兼、専属秘書で、つきっきりで隣に張り付いているわけです。まさにママの受験!半強制的な学習です。(中学受験は本人の希望)

 

そうでもしなければ、丸つけを適当にやったり、問題集にバツをつけなかったり、解き直しをさぼったりする。

そして、「やる事、終わったよ〜!」と言って、呑気にゲームなんか始めるから、ホント困ります。

最初の頃は、提出プリントもやらずに放ったらかしていたので、ママの雷が落ちたこともありました。。。中学受験に母親の「狂気」は必要か?

 

だからイマイチ信用できないし、油断ならないのです。

 

息子がサボらないように見張るのが、私の日課。(←かなりストレス)

何も言わずに自分からやってくれたら、どんなに楽だろう…!と、ついつい姉と比較してしまう。(基本、女子は真面目なのでコツコツやる)

だから、早くスイッチを見つけ出し、押したい!そして、安心したいわけです。

 

スイッチは最初からない?!

男の子でも、しっかりしている子もいれば、のんびりした子もいる。性格も様々。

6年生の夏からスイッチが入った!というお子さんもいれば、

スイッチが入らないまま試験に突入し、なんとなく受かっちゃった!という方も何人かいらっしゃいました。(それで受かるんだから、すごいです…!)

その方は、3年間ずーっと、やる気スイッチを探し続けていたそうです。

でも、最後まで見つからなかったそうで…。

 

結局、

「やる気スイッチなんてものは、ない!」

という結論に達したそうです。

 

最初からスイッチがないのだから、押せるわけがない!と。

なんと!(°▽°)

目から鱗。

スイッチなんてものは、最初からないそうです!

 

ある子もいるけど、全員にあると思っては、いけないらしい。。。(・_・;

競争心もなく、悔しいと思わない子のスイッチを押すのは、難しい。

なぜなら、スイッチは最初から存在しないから!という結論です。(←まさにうちの息子)

なんかね、これを聞いてから、すごくスッキリしたんです。

うちも同じのんびりタイプ。競争心も薄く悔しがったりしない。散々今までも刺激してきたけど、普通こんなこと言われたらやるでしょ?っていうところでも、やらない。確かに、スイッチはない!というのが正解かもしれません。

なんか妙に納得してしまいました。

 

だから、あれから息子のやる気スイッチを探すことは、やめました。

私のやる事が一つ減り、ストレスが一つなくなりました。

スイッチがない子は少しずつ上がっていくらしい

じゃぁ、スイッチがない子はどうすればいいのか?

兎に角、基礎だけはしっかりやらせておくこと!

だそうです。

 

そして、

「スイッチというものはないけど、既に押されていて、少しずつ上がっていくよ!」

とも言われました。

 

どうもスイッチというと、ON! → グワーって自主的に勉強するイメージで、我が子はスイッチが入らない!と思ってしまうけど、既にスイッチらしきものは押されていて、実は、少しずつ坂を上っているんじゃないか?とのこと。

 

そう考えると、確かにそうかもしれません。

最初の頃と比べれば、本人の意識も少しは変わってきている気もします。

前は、言ってもやらなかったプリントを、やるようになっていますし。(←見張ってるからかもしれないけど…)

問題を解かせようとすると、嫌な顔をしていたのに、今はそこまでではない。

緩やかですが、坂を上っている気はします。

ガラッと変わることはないけど、少しずつ変化はあるような気がする。。。

 

「これでいいのよ!」

その方のアドバイスで、ものすごく気が楽になりました。

これでいいのだそうです!!

 

・やる気スイッチを押そうと、躍起になる必要はなし。

・基礎基本だけは、しっかりやらせておく。

・別に受からなくてもいいや!と諦めて、見守る。(←ムズっ!)

これが極意だそうです。。。

 

この最後の、受からなくてもいいや!と諦める、というのは、ちょっと…。笑  

その理由は、そう思わないとこっちが疲れてもたないから、とのこと。

 

男の子と女の子は全然違いますね。両方育てていると違いは顕著なんですが、受験に対する勉強の取り組み方も全く違うのです。

だから、何を考えているのか、女の私にはちっともわからないし、姉と同じやり方は通用しません。

 

女の子は、何だかんだ言っても結局やるんです。真面目だし。

でも、男の子は、人から言われても、まずやりません。自分がやろうと思わない限りやらない。。。

 

聞いてないフリ。

忘れたフリ。

 

平気でします。

だから余計にこっちが熱くなっちゃう。

ガミガミ言い過ぎて潰してしまいそう…。何度そう思ったことか…。汗

 

男の子は、基礎基本だけしっかりやらせておく。

後は自然に任せる。

スイッチがないことも覚悟しておく。

確かに、このくらいの気持ちでいかないと、3年間もたないかもしれませんね。。。

 

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