お得校(高校でグッと偏差値が上がる学校)
中学の偏差値は低め。でも、高校になるとグッと上がる学校。調べてみると結構あるんですね。
どうしてそうなるのでしょうか?
学校が一生懸命育てるのでしょうか?
もし、通えそうな距離で気になる学校があれば、是非、学校説明会に行き、学校の教育方針を聞いてみましょう。行ってみたら、校舎が綺麗で設備も新しく、案外気に入るかもしれませんよ。
中学の偏差値45以下 → 高校の偏差値60以上になる学校
私が調べてみて、びっくりした学校をリストアップしてみます。(中学の偏差値は四谷大塚のものとします)
〈埼玉県〉
春日部共栄 42〜43 (四谷大塚) → 高校 64〜68
西武学園文理 43〜45 → 高校 64〜71
〈東京都〉
明治学院 40〜44 → 高校 67
江戸川女子 43 → 高校 64〜67
成蹊 40〜53 → 高校 68
〈千葉県 〉
和洋国府台 35 → 高校 64
日の出学園 38 → 高校 61
八千代松陰 39 → 高校 67
どうですか?
どこも中学の偏差値は45以下なのに、高校になると60以上になっているんですね!偏差値の幅があるものの、60後半になってしまう学校すらあります!中学校のうちから入ってしまった方が、断然お得だと思いませんか?
選抜方法も様々です。
3教科で選抜 or 国語算数の二教科+面接 のどちらかを選べたり、適性検査型の入試をしているところもあります。国語算数の二教科受験、江戸川女子中学は、AO入試もやっています。まるで大学のようです。
幅広い入試を行っており、自分の得意分野で勝負することができるんですね。色々な生徒を受け入れる体制があるわけです。
中学受験して偏差値が低い学校に行く必要あるの?
偏差値が低い学校に、わざわざ中学受験してまで行く必要があるのか?ということがよく議論なされていますが、私はこの結果を見てみると、私立に行く価値は十分あると思います。
偏差値の低い子が、公立中学に行って、急に伸びるのでしょうか?
公立の授業は、どんなに先生が一生懸命やっても限界があると思うのです。地域によっては荒れていたりしますし、授業はたびたび滞ります。カリキュラムも私立と公立は違いますし、60以上の偏差値にするのは大変です。
それに比べて、私立は設備が違います。室内プールがある学校もあるし、理科実験が充実していたり、英語教育も公立とは違います。今、特に興味がなくても、入学後に子供が興味を持ってくれる可能性も高まります。
私立は独自のカリキュラムが組めるので、3年間でも大きな差となってくるようです。
子供の偏差値をこれだけ上げてくれるのだから、間違いなくお得校ではないでしょうか?