お得校 〈男子校①〉
今回のお得校は、内部推薦で100%早稲田大学に入れる、早稲田大学 高等学院 中学部。通称「学院」です。
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早稲田大学 高等学院 中学部 偏差値63(四谷大塚)
練馬区上石神井にある、早大学院。
2010年に中学部が開設されて中高一貫教育になりました。まだ新しい学校です。
早稲田大学の直営校なので、100%早稲田大学に進学できます。
そして、この学校のすごいところは、早稲田大学の看板学部である政治経済学部に、4分の1弱の生徒が進学できるのです!
学校のホームページによると、2018年3月 進学者数合計481名のうち、110名が政治経済学部に進学となっています。早稲田の政経といえば、私学のトップですね。法学部へは85名が進学します。
早稲田大学に100%進学でき、そのうち4分の1弱が政経に入れることを考えると、偏差値63は、高い偏差値ではないと思います。
それに、高等学院に上がると、開成に次ぐ難易度です。開成中学は偏差値71(四谷大塚)ですから、早大学院は断然お得です。
自分のやりたいことが決まっているなら、高校受験も大学受験もないので、時間も沢山あり、好きなことに思いっきり打ち込めていいのではないでしょうか。
自由な校風
自由な校風が魅力で人気です。
自由な発想が育つ校風と環境なのですね。政治家や起業家を多く輩出しています。
ソニー創業者 井深大、ソニー元会長 出井信之、角川会長 角川歴彦、その他たくさんの起業家を輩出しています。「早大学院」「有名人」と検索してみて下さい。沢山出てきますよ。
教師の質
もう一つの特徴は、教師の質です。
早稲田大学との兼任で博士課程を修了している研究者が多く、レベルの高い授業が行われているそうです。
教師が専門性を持ち、ハイレベルな授業をしてくれるというのは、授業料を払う親にとっても魅力ですね。
この位の偏差値の学校ですと、進学実績を上げる為に、教科書の詰め込みや、小テストで追い立てるように勉強をさせる学校も多いので、それとは真逆な感じがしますね。学問の本当の面白さを追究してくれたら、これはこれでいいですよね。ただ、校風も緩く自由なので、本人次第。どこまでも緩くなってしまう子供もいるので、留年してしまう子もいるとか。
施設に関しても、まだ新しいので綺麗だし、設備も充実していて申し分ありません。
ただ一つのデメリット
それは、学費がとても高いことです!!
ホームページより、計算したところ、
中学3年間で、3909500円
高校3年間で、3195500円
6年間の合計 7105000円 かかります!!
100%早稲田大学に入ることができ、政経や法学部に進める可能性が高いこと。充実した施設とハイレベルな授業。自由でのびのびできる校風。これらを考えると、仕方ないのかもしれません。予備校代がかからないと割り切れば、お得校ではないでしょうか?