女の子の読書におすすめの一冊
男の子と女の子、考えていることが違えば、好みも違う。
当然、気に入る本が違います。
勿論、誰が読んでも面白い本もありますが、
そうではない本もあります。
主人は大の読書家で、実家には沢山の本があり、
小さい頃から読書に勤しんできたそうですが、
それでも読まなかった本というのがあるそうです。
それは、女の子が主人公の物語。
赤毛のアン
小公女
などの名作は一度も読むことはなかったそうです。
(読む気にならなかったと言っています)
確かに!
我が家もそうなのです。
本は3人に買い与えており、誰がどれを読んでも構わないのですが、2人の娘は大好きだったのに、息子は一度も開かなかった本というのがあります。
それは、こちら。
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色々な国のお姫様が一冊の本になっています。
誰もが想像するお姫様、
エカテリーナ2世、ヴィクトリア女王、エリザベートが登場するのは勿論のことですが、
この本の面白いところが、ジャンル問わずなので、
本や映画、漫画のお姫様も登場します。
かぐや姫、ラプンツェル、アン王女(ローマの休日)、あんみつ姫など。
歴史的な人物だと、
小野小町、推古天皇、卑弥呼など。
幅広い人物や主人公が載っているので飽きません。
歴史の要素も含みつつ、雑学も満載といった感じでしょうか。
なかなか切り口の面白い本です。
気に入ったものを更に掘り下げるための入門書としても使えます。
我が家の娘、2人とも幼稚園の頃にこの本が気に入り、お出かけする時は持ち歩いていました。
幼稚園といえば、プリンセスにはまる時期ですね。
それも良かったのかもしれません。
素敵な女性は女の子の憧れ。
カッコいい生き様は男の子の憧れ。(←息子は戦国武将好き)
小さい頃からそういう気持ちが芽生えていることが面白いですね。
息子が開かなかった本というのは、この本くらいです。
やっぱり、お姫様に憧れるのは女の子だけなのでしょう。
ということで、女の子におすすめです。
本の厚みも適度。
全ての漢字にルビがふってあります。
挿絵、写真はどのページにもあります。
大人が読んでも面白いです。
最初の4ページはカラーなのですが、最初のページがこちら。
宝石です!
光り物が好きな女子(← 私)は、ここからお姫様の世界に引き込まれることでしょう。