国語力をつけるには
「算数を制する者が受験を制す」と言うけれど、質問の意味がわからなければ解きようがない。算数の文章問題だって、理科だって社会だって、何を言っているのかわからなければ、答えられないでしょう?
国語力は全ての科目の基礎。一番大事と言ってもいいのではないでしょうか?
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中学入試の問題は問題文が長い
私は子供の学習にずっと寄り添ってきました。塾で子供が聞いてこないので、子供が解けない問題をずっと教えてきたのです。
そして、驚いたことは、中学の入試に直結するような問題や過去問は、問題文が長い!ということです。
理科は実験の設定だけで文章が長く、その上で問題文があります。それをキチンと読み解き、さらに計算して答えなければならない。まず最初に何を言っているのかわからなければ、どうしていいかわかりません。とてもハードルが高いです。
算数も同じ。問題分の設定が長い!その上で答えられるか聞いてくる。問題文を勘違いして受けとらないように気をつけなければなりませんので、大人でさえ、何回も問題文を読んでしまうような難しさ。
国語は難しい題材で、文字数も多い。おまけに選択肢まで文章が長い!
国語力を鍛えよう
国語の読解力はすぐにつくものではないので、低学年の時間があるうちに、毎日音読をし、要点を掴む練習をして、沢山の本に慣れ親しんでおいた方がいいです。
音読は、「想像しながら速く読む」速音読が効果的です。
多読と精読
本を読む上で大事なことは多読と精読です。好きな分野に偏らず、何でも読める子にすることが望ましいですが、なかなかそうもいきませんよね。
我が家の三匹の子猫のうち一匹は、何でも片っ端から読みますが、もう一匹は気になるものしか読みません。無理矢理読ませると本が嫌いになってしまいますから、最初は好きな分野だけを読ませればいいと思います。それを片っ端から読ませて、読む本がなくなったら、違う分野という感じで我が家は読んでいます。
歴史が大好きで、そこから伝記、体に関する本、生き物に関する本、物語、という順序で我が家は読みました。漫画も好きで読みますし、こども新聞も好きです。
語彙力を増やそう
語彙力がないと、本を読んでいても何を言っているのか、さっぱりわからなくなってしまいますよね。語彙力をアップさせるための本もいっぱい出ています。我が家は、塾に行く前に家でやらせました。私が使った本3冊。
・「10才までに覚えておきたい ちょっと難しい1000のことば」
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・「12才までに世界を広げる ちょっと難しい2500の日常語」
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こちらは漫画で書かれているので、勉強という感じにならず、読みやすいです。英語でも書かれているので、意外と長く使えそう。おススメです。
・「小学生必須難語2000マンガでクイズ」
小学生必須難語2000マンガでクイズ―パラパラめくって語彙を増やす!最高レベルまで対応 新品価格 |
こちらも漫画で書かれているので読みやすいです。