【中学受験】2021年 出願者数は減少傾向
関東の中学受験では、まず埼玉の入試から始まり、その後千葉。
2月1日から東京と神奈川が一斉にスタートします。
いよいよ明日から千葉入試です。。。
1/20(市川)、21(東邦)、22(渋幕) が千葉御三家と言われている学校ですが、例年ですと2月の本番前にチャレンジで受けておくという流れになっています。
2年前のことですが、私の周りでも埼玉、千葉と遠征し、合格を頂いてから2月入試という流れは非常に多かったです。
ところが、
今年は新型コロナの影響で、一人当たりの受験校数が減るとも言われています。あちこち受けに行って、新型コロナに罹ってしまっては元も子もない!と考えるのは自然な流れ。。。
そして、あちこち受けないのなら手堅く受験する家庭が増えるので、今年はあまり背伸びをせずに出願する傾向なのだそうです。。。
塾が出している出願者速報を見てみると、やはり変化がありますね。。。
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今年の出願状況
SAPIXの出願者数速報を見てみますと、やはり前年度よりも少ないです。
2月入試は、まだ締め切り前なので最終人数は確定していませんが、
1月入試はもう確定しています。
どこも出願者数が減少傾向にあります。。。
栄東 (埼玉県)
毎年入試は1/10。
栄東は本番前のお試し校として非常に有名な学校ですが、総数はやはり減少傾向にあるようです。(とはいえ、十分多いですけどね…)
分散して受験を実施したので、保護者の安心感を得られたのかもしれません。
帰国入試を除く総数で前年度と比べると、現時点で11826名から10042名に減少。
浦和明の星 (埼玉県)
毎年入試は1/14。
入試日程が早いこともあって、御三家を受ける女子の前哨戦的な学校。
といってもレベルは高く、校風や雰囲気もとてもいいため、憧れる人は多いです。
前年度と比較すると、121名の減少。
市川中学校 (千葉県)
毎年入試は1/20。
ここは幕張メッセを借り切って大々的に入試を行う学校。。。
前年度と比べると、出願者総数は342名の減少。(内訳は男子229名 女子113名)
渋幕 (千葉県)
毎年入試は1/22。
開成など、御三家を受験予定の人が前哨戦として受験します。
(近年の渋幕人気で、第一志望も年々増えています!)
ここで勝ち星を挙げ、勢いをつけて2月の本番に臨みますが、ここも減少傾向。
前年度と比べると、出願者総数が384名減少しています。
(内訳は男子286名、女子98名)
受験者自体は増えている?
お試し校でコロナに罹って、本命が受験できなくなるのは最悪ですから、それだけは避けたいですよね。。。
出願数を減らすのであれば、確実に合格がもらえる学校に下げる人が増えるので、この新型コロナで偏差値を伸ばしてくる学校もあるかもしれませんし、
その他にも緊急事態宣言時に学校がどう対応したのか、なども保護者の学校選定基準になってくるのかもしれません。。。
仕方のないことですが、緊急事態宣言が出された後の公立の対応と私立の対応の差は浮き彫りになってしまいましたから、新型コロナがきっかけで、中学受験をさせたいと考えるご家庭は増えたと聞いてます。。。
私がお友達に聞いたところでは、私立はどこもオンライン授業や映像授業とてんこ盛りの課題で対応していました。
ただ、公立中高一貫校はよく調べた方がいいかもしれません。高い月謝を払っている私立との違いは、普段はよくても緊急事態の時ほど出るものです。。。
私の周りは中学受験組が多いのですが、やはりみんな私立で良かった!と言っています。何を判断基準にするのか人それぞれですが、親自身が安心できるということが一番大きいのかもしれません。。。
結局、子供は自分が通っている学校しか知りませんから、良いか悪いかなんて、わかりません。。。
公立出身の私からしてみると羨ましいことばかりですが、どんなに説明しても娘は「ふ〜ん」といった感じですから。。。