Web出願の良し悪し
ここ数年で、web出願が急速に広まってきています。大学受験だけでなく、中学受験もweb出願に切り替えてくる学校が増えているのです。
Web出願のメリット
- 願書を学校に取りに行く手間がない。
- 交通費もかからず、お金の節約になる。
- 手書きでないので、字に自信がない人も安心。
- 書き損じがない。
- 出願期間が長い。
- 24時間出願が可能。
共働き世帯には嬉しいですね。受験する学校は1つではありませんよね。願書を取りに行く度に、会社を休まなくてもいいのです。
出願期間が長いのも特徴ですね。
桜蔭はまだWeb出願ではないので、窓口で願書を提出します。出願期間は1週間。日曜祝日は出せないから、実際は5〜6日。
開成にいたっては、なんと窓口は1日!郵送で送る場合は、簡易書留&日付指定でこれまた1日!そのどちらかに出さないと受け付けてくれないのですね。( ゚д゚) すごいです…。
それに対して、Web出願はだいたい1ヶ月近くあります。1ヶ月超える所もあります。
Web出願のデメリット
- パソコン画面は紙と比べて見づらい。
- 学校によって、Web出願の仕方が異なる。
あれれ?全然メリットの方が多い!
でも、私はどうも古い人間のようで、Web出願に抵抗が…。(^_^;)
Web出願といっても、学校によってやり方は少し違います。Web出願で写真もデータ登録する場合。Web出願後、その受験票をプリントアウトし、その紙に写真を貼り付ける場合。学校によって微妙に違うので注意が必要です。できれば統一してほしいですよね…。(^^;;
パソコンはあるけど、プリンターはないお家もあると思います。そういう場合には、ネットプリントを使うといいですよ。セブンイレブンのコピー機でプリントアウトできます。覚えてしまうと意外と簡単。白黒1枚20円です。私はよく利用しています。
ネット出願も一回やってしまえば、なんてことないのだろうけど、うまくできるか緊張しますね。学校説明会の予約初日なんかは、殺到してサーバーがダウンしてしまい、繋がらないということもあります。ということは、Web出願の初日も同じような状態になる可能性があるわけですよね?(・_・;
そうはいっても、ネットで、その日受けた学校の合格発表が見られるのだから、Web出願は否定できません。受験当日の夜に不合格だったらすぐに他校に出願できるからです。そう考えるとやはり大きなメリット!
親にはメリットが大きいことがわかりましたが、子供はどうでしょう?受かっていればいいですが、ネットで不合格を知ってしまい、翌日には、違う学校が控えている…。もし、まだ一つも合格をもらっていなく、落ち続けていたとしたら…。なんだか想像するだけで泣きそうになりますね…。子供の精神状態は大丈夫なんでしょうか?
そうならないためにもチャレンジ校ばかりでなく、抑えも受けておく必要がありますね。できれば、1月中に1つは合格をもらっておくと、親子で安心できていいそうですよ。