中学受験のデメリットはやっぱりコレ
いつも、先取りはいいですよ、受験に有利ですよ、と先取りと中学受験を肯定する記事ばかり書いてきました。
それは、
娘の中学受験にデメリットは一切感じられず、メリットしか見えてこなかったからです。
ところが、、、
息子の中学受験が始まって、あまりにも上の子の経験が当てはまらず、色々と考えさせられることが多くて、(現在進行形) 少しずつデメリットも見えてきました。
今回は、私の考える中学受験のデメリットについて書いてみようと思います。
中学受験の最大のデメリット
お金がかかるとか、遊ぶ時間がないとか、そういった当たり前すぎるデメリットはここでは省くことにします。
私が考える中学受験の最大のデメリット。
それは、いつも以上に子供を叱ってしまうことです。。。
多分、中学受験を選んでいなければここまで怒ってはいないだろうな、と思われるところで怒っています。。。
子供に厳しくなってしまうのです。
まさに母親の狂気です。
目の前にはやるべきことがてんこ盛り。
そして、それをさせるのは私の役目。。。
一部の子供を除いて、小学生が自発的に、且つ効率的に、正しいやり方で勉強するなどできません。
四六時中怒っているわけではありませんが、
子供が一緒に決めた約束を守らなかったり、
ウソをついたり、誤魔化したりすれば、
無性に腹が立ってきます。
親が真剣になればなるほど…。
これって教育虐待かも?
息子の受験になってから、度々、教育虐待という言葉が頭に浮かぶようになりました。
これを本当に息子が望んでいるのだろうか?と。
(殴る、蹴るなどの暴力はありません!念のため…。)
不安になると、息子を呼んで話し合います。
本心を聞かせて。
正直に言ってね。
どうしたい?
勉強大変だけどやっぱり私立に行きたい?
公立はなんで嫌なの?
最近も聞きました。
何度聞いても、同じような事を答えます。
中学受験したい一番の理由は、授業が簡単すぎてつまらない。授業中が暇すぎるのだそうです。
問題もすぐに終わってしまって、残りの時間はボーっとしている。
中学に入っても同じような状態が続くのは嫌だと、、、。
時々、同じように終わってしまってボーっとしている子が、「先生、暇だからやる事下さい!」ということもあるそうで、(ナイス!) だから今日はよかった、などと言っています。。。
娘が高学年の時の先生は、問題が終わったら宿題をやってもいい、というルールだったので、塾通いの子供達は喜んでやっていました。(今の先生はやってはいけないみたいです)
だったら、キミは一生懸命勉強しなくちゃいけないし、ママはちゃんと正しいやり方で勉強させるためにキミに厳しくしなければいけないけど、それでいいの?と聞いたら、
いい!やってくれ!と元気に答えました。。。
(っていうか、この状況、いい!って答えるしかないよね…?)
正直言って、あまり怒りたくありません。
優しいママでいたいです。
小さい頃のママはいつも機嫌よく笑っていた、と子供の心に刻まれたいです。
でも、多分、子供の心には、いつも忙しくて疲れているママに映っているに違いありません…。
これはいけない!
私がストレスを溜めないようにしなければ!
と思うのですが、時間のやりくりがうまくできず、なかなか難しいのが現状です。
U-NEXT もせっかく1ヶ月無料で見放題だから登録したのに、最近見れてないですし…。
ここのところ、また勉強を教えるために、子供が学校に行っている間に問題を解いています。。。
やっぱり自分で一度解かないと、子供が間違えやすい所や紛らわしい所がわかりません。だから、娘の時も全て解いてきました。
娘の受験が終わり、息子の番になって同じようにやってきたけど、問題の解き方や見直しの方法、勉強の仕方など何度言っても言うことを聞かず、息子は未だに自分のやり方を曲げません。
私が呆れて放ったらかして、本当に困ると手を貸して、言われたことをやらないとまた放ったらかしての繰り返し。。。
自力で取ってきた点数と、私が手を貸した点数には、20〜30点の開きがあります。
だから、ジグザグしています。
正しい勉強の仕方に早く気づいてほしいんですけど…。
本人が納得しないことには、いくら言っても一向に改善されないので…。
息子の成長待ちです。。。
男子はホント幼いですね…。涙
娘(現在中2)は、こんなことはありませんでした。
言われた通りに真面目に一生懸命こなしていたし、無駄なことは一切しませんでした。
本人がちゃんと考えて勉強していました。
実は、3月に新型コロナで家族全員が家で過ごすようになった時に、つくづく思ったのです。。。
もし中学受験を選んでいなかったら、
毎日子供と料理を作ったり、お菓子を焼いたり、みんなでゲーム(ボードゲーム)したり、英語も教えていたかもしれない。
家の中でできる、今までしていなかったことをして、それなりに楽しんでいただろうな…と。
ピザ生地をこねたり、パンを焼いたり、それはそれで子供にとっては楽しい経験になったはず…。
でも、あの時期はなんだかものすごくイライラしました。
モチベーション下がりまくりの息子に塾の勉強をさせるのはとても大変でした。。。
あまりにテンション下がりまくりなので、
毎日ゲームを30分してもよい。
ということにしましたら、
息子がみるみる輝き出しました。
どこからやってきたのか、そのみなぎる活力。
活き活きと目を輝かせ…
で、やることをやってくれれば文句はないけど、
勉強は手を抜きまくり、インチキしまくり、サボりまくりで、
ドッカーン、バリバリバリバリーと
とてつもなく大きな雷が落ちたのでした…。