速音読の効果を知ってますか?
速音読を知ってますか?文字通り、速読 + 音読 のことなんですが、国語力アップに有効ということで、私は注目しています。
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効果的な音読のやり方
音読ってただ読めばいいと思っていませんか?実は私もそう思っていました。ちゃんと効果的なやり方があるのですよ!
私は、今までつっかえないように必死になって文字を追いかけていました。でも、文字を読む事に必死になると、内容がイマイチ頭に入ってきません。内容が頭に入るまで繰り返し読むとなると、喉も痛くなるし、同じものを何回も読むのは飽きるし、そればっかりやっているわけにはいきません。
本当に効果があるの?と思っていた時期があります。遠い遠い昔。私が受験生の頃のことです。今思えば、完全にやり方が間違っていました。(涙) (ToT)
今、小学校の宿題では当たり前の音読ですが、音読には素晴らしい効果があります。でも、普通に読んでいては効果半減。勿体ない!ではどうするか?
書かれているお話の内容を想像しながら、声に出して読みます。本に書いてある内容を頭の中で映像化するのです。
映像化すると、文字だけよりも沢山の情報を記憶に留めておくことができます。文字を読むのは左脳。想像するのは右脳。両方同時に使うことで脳がとても活性化するのです!
学校では、音読してきてね!とは言いますが、頭で想像しながら声に出して読んできてね!とは言いませんよね。
子供が音読をただ文字を読むだけと思っているのだとしたら、毎日勿体ないことをしているのです!
速音読しよう!
正しい音読のやり方はわかりましたね。想像しながら声に出して読む。
速音読は、それをできるだけ速くします。そうして脳に負荷をかけることで、さらなる脳の活性化をねらいます。
国語の読解問題を速音読!
学校の宿題で音読がでますね。ちょっと長いと思いませんか?うちの場合、大体3週間くらいは同じお話を読んでいます。21回は家で音読している計算になります。私は以前から長いなーと思っていましたが、学校の宿題なので、そのまま読ませていました。
でも、できている子供にとっては足踏みをしているようなものです。
その毎朝5分の音読を効果的にできないものでしょうか?
私は、学校の音読をできるようになった時点でやめて、違うお話の音読にすることにしました。3回でできるようになったなら、3回でいいし、10回読まなければ理解できないのであれば、10回読みます。子供ができるようになったところで、そのお話は終わりにするのです。
代わりに、家庭学習の国語の読解問題を読ませます。進研ゼミ、ドラゼミ、Z会、市販のテキスト、なんでもいいです。
1日目の朝、速音読。2日目の朝、速音読。3日目の朝、速音読+設問。するとどうでしょう。3日目の設問は、瞬時に答えがわかってしまい、瞬殺です。
完全に内容が頭に入っているので、抜き出す場所も、問いの答えも、選択肢問題も、全く迷いなく、わかってしまいます。
朝の5分で記述問題も含めて終わってしまいます。3日目ではまだ問題に時間がかかるお子さんは、速音読の回数を増やしてから、問題に取りかかって下さい。そして、慣れてきたら、速音読の回数を減らして問題を解くようしていきます。
子供は、一瞬で答えを探すことができるので、大きな自信になりますよ。
点数が取れれば、国語が楽しくなります!それこそがねらいです!
苦手意識があると伸びにくいです。その苦手意識をどう払拭するかが、鍵となります。
気をつけること
学校の勉強は意味がない、というようなことは、子供に絶対言うべきではありません。ちゃんと意味はあります。
ただ、お子さんに余裕があり、足踏みをしているのであれば、時間がもったいないので、工夫しましょう。
学校は上から下まで学力は様々ですが、やることは同じです。優秀なお子さんはお母さんがみてあげることが一番だと思います。