【中学受験】教育虐待について時々考える
前回、時々私は迷いながら息子の中学受験勉強に付き合っていることを書きました。
中学受験やガチのスポーツなどをさせていると、どうしてもこの話(教育虐待)が絡んできます。
その線引きはどこにあるのか、とても難しい。
子供が嫌がっているのに無理矢理やらせた時。
叩いたり、蹴ったり、親が暴力を振るった時。
激しく人格否定するような言葉で罵倒したり、相手をなじった時。
それは、誰がどう見ても教育虐待に値するとわかるけど、そこまでの決定的なことがない場合はどうなのだろうか…?と。
自分のやっていることは、教育虐待にあたらないと自信満々に言えるだろうか?と
私自身も息子の番になってから迷いが出てきました。
長女はやる気満々で、体力も根性も十分にあり、負けず嫌いでプライドも高い。とにかく要領がいいので、膨大な演習も宿題もプリントも難なくこなせました。子供が自分自身に自信を持っていました。
だから子供主体の勉強で、わからないところのみ私がサポートするだけでよく、
こういうタイプの子供に中学受験をさせてあげないのは、逆に虐待である!とまで思ったものですが、
兄弟といっても天と地ほど性格が違います。
息子は非常に穏やかで優しく、周りの人とも協調性を持ち、ライバル意識すら持ちません。相手はライバル心剥き出しでも、息子は超マイペース。ギラギラしたところも、ガツガツしたところも、これっぽっちもありません。
すると、何を考えているか、母親の私にイマイチわかりません。。。
本当に中学受験やりたいのか、
難しい勉強がしたいのか、
上を目指したいのか。
だから、何度も何度も聞くことになります。(実際に定期的に聞いています)
その度に、やりたいと言い、頑張りたいと言います。
でも、ギラギラガツガツしてないので、その気持ちがどこまでのものなのか非常にわかりにくい…。
だから、こっちがどこまでやらせていいのか迷ってしまうのです。
正解なんてないし、
絶対もない。
子供の性格だって様々で、
どんなに沢山の本を読んだって、我が子の子育てマニュアルは存在しない。
だからこそ、悩みます。迷います。
おおたとしまささんが教育虐待について、本を書いています。
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でも、中学受験は決して悪いことばかりではありません。
息子と母親の密な3年間。それは、恐らくこれが最後…。
中学生になったらどんどん離れていくのだから…。悪態ついて…。
だから、
この貴重な3年間をつまらない気持ちで終わらせたら、母親は絶対に損をする!
息子との貴重な時間は、出来るだけ楽しく過ごすべきだ!
まずは自分が変わろう。
何度言ってもやらない息子を、不思議な生き物だな〜と楽しむ。
何回注意しても忘れてしまう息子を、心の中でクスッと笑ってみる。
色々考えたのだけど、「笑ってみる」のが効果的かもしれない。
面白い生き物だな〜と心の中で笑えたら、きっと自分はこの状況を楽しんでいる。
笑えなかったら、少し入り込んでしまっている。
涙が出たり、怒りが収まらない時は、ひょっとして危ないのかも?と少し距離を置いてみる。
実は、中学受験は子供以上に親の感情コントロールが必要なのです…。
こんな偉そうなこと言ってるけれど、実際私にも笑えない日があって、
あー。自分はまだまだダメだな〜といつも反省してます。。。
そういう時は自分に目を向けます。
趣味の針仕事をしたり、
映画を観たり。
昨日、きみに読む物語 を見ました。(U-NEXTに登録すると1ヶ月無料で見放題です)
すごく良かった!思っていた以上に良かった!どんなに良くても、続けて2回見ようと思ったことのない私が、2回続けて見ました!
出だしから掴まれました〜。ノアがアリーに一目惚れ。押して押して押しまくる。ちょっとシツコイ?ほどの出会いだけど、女性はこういうの好きかもね〜。
たまには自分に目を向けること、大事ですね。。。
人生の時間は限られている!
虐待なんてしている場合じゃありません。。。